貯蓄額を増やすには?3つの支出削減方法

 年収によって貯蓄額の差はあるものの、世帯の年収から平均の貯蓄額を下回っている場合には家計を見直し、貯蓄を増やしていく必要があります。

 とはいえ、貯蓄のために最初から食費などを切り詰めてしまったら、生活が窮屈になってしまいます。

 そこで無理なく簡単に節約することができる、3つの支出削減方法をご紹介していきます。

1.保険の見直し

 現在契約している保険が、大手保険会社の保険の場合にはネット保険に切り替えることで、保険料は半分程度になることが少なくありません。

 主に自動車保険と生命保険がネット保険に切り替えることによって、同じ保証内容でも保険料はかなり安くすることができ、これだけで月に1万円程度節約することができる場合があります。

2.スマホの見直し

 ドコモ、au、ソフトバンクなどの大手キャリアで携帯を契約しているという人は、夫婦合わせて、携帯料金に2万円近く使っているという人も多いのではないでしょうか?

 このような大手キャリアのスマホを格安SIMに切り替えるだけで、携帯料金を半分〜4分の1程度に抑えることができます。

 格安SIMは「音声通話が途切れる」や「電波が悪い」などのネガティブイメージが広がっていますが、これは真っ赤な嘘です。格安SIMは大手キャリアに電波の利用料を払って通信していますので、大手キャリアの通信網を使用することができるのです。つまり、音声通話や電波は大手と変わりありません。

 SIMを変えるだけで、通信料を大幅に節約することができますので、保険の切り替えと合わせると、これだけで、毎月2万円〜3万円程度貯金に回すことができる場合があります。

3.住宅ローンを組んだら生命保険の見直しを

 住宅ローンを組んだら生命保険は必ず見直しましょう。

 住宅ローンには団体信用生命保険がついているので、借主の夫にもしものことがあった場合には、住宅ローンの残高は全て保険金から返済できます。

 つまり、生命保険の保険金の中で「住居費用」として考えていた分は不要になりますので、保険金額を低くするなどの保険の見直しをすることができるのです。

 これだけでも毎月数千円の節約になります。