株式投資で成功している投資家は少数派。そのため「みんなと違う行動をすべし」という教えもあります。でも、それを鵜呑みにしているととんでもない失敗につながるかもしれません。
株式投資で昔から伝わる教え
株式投資の世界では、示唆に富んだ投資格言がいくつもあります。その中の1つが、「総悲観は買い・総楽観は売り」。
これは、多くの人が「株価はますます下落する」と弱気になっている時こそ買い向かい、逆に多くの人が「株価はもっと上がる!」と強気になっているときこそ売るべき、というものです。みんなと同じことをしていては株式投資では成功しない、という教えです。
また、似たようなものに「麦わら帽子は冬に買え」とか、「人の行く 裏に道あり 花の山」といった投資格言もあります。
いずれも「多数派の人とは異なる投資行動をすることが株式投資で成功するためには重要である」と説いているのです。