信用取引のコスト。金利、貸株料、逆日歩はどうカウントする?

 まずは、金利や貸株料、逆日歩(ぎゃくひぶ)への影響です。これらの計算は受渡日ベースで行われ、新規建てから返済までに発生する金利や貸株料は「受渡日から受渡日」、逆日歩については「受渡日から受渡日の前日」で計算されます。

■図1:金利・貸株料・逆日歩の計算について

 

 注意が必要なのは受渡日が土日や祝日をまたぐケースです。これまでは、「火曜日に新規建て、水曜日に返済」すると、それぞれの受渡日が金曜日と翌週の月曜日となり、金利や貸株料は4日分、逆日歩は3日分で計算されます(土日・祝日も日数としてカウントします)。

 今後は火曜日の受渡日が木曜日、水曜日の受渡日が金曜日に短縮されるため、金利や貸株料は2日分、逆日歩は1日分になるわけですが、「水曜日に新規建て、木曜日に返済」すれば、それぞれの受渡日が土日をまたぐことになり、結局、金利や貸株料は4日分、逆日歩は3日分発生します。

 結果的に取引タイミングがずれるだけで、信用取引における諸経費というコスト面の仕組みは変わりません。