日本銀行が日本株の最大の買い手

 近年、日本株の買い主体として、日本銀行の存在が際立っています。年6兆円程度買うだけで、売りはいっさいしません。その結果、2017年も2018年も2019年も、日銀が日本株の最大の買い手となっています。

2017年の日本株主体別売買、買い越し・売り越し上位3主体

2018年の日本株主体別売買、買い越し・売り越し上位3主体

2019年1~6月の日本株主体別売買、買い越し・売り越し上位3主体

出所:日本銀行のETF(上場投資信託)買い越し額は日本銀行。その他は東京証券取引所主体別売買動向(2市場1、2部)より楽天証券が作成。
注:日本銀行は株式を直接買っているわけではない。日本株ETFを購入している。日銀が購入するETFを組成ための現物買いが証券自己または信託銀行経由で出るが、日本銀行は買い方を開示していないので詳細は不明