「配当利回り」も重要
優待投資を始めようと思っている方に、「優待内容の魅力」だけ見て、予想配当利回りを見ない方もいらっしゃいます。「予想配当利回り」も、必ず見るようにしましょう。配当利回りが高ければ、受け取った配当金で好きなものを買うことができるからです。
優待品が魅力でも配当利回りが低い銘柄は、株主への利益配分が充実しているとはいえません。優待品と配当金の魅力を両方見て判断するのが、合理的です。
上記の表を見ると、オリックス(配当利回り4.9%:7月3日時点)は、配当利回りが高いことでも注目できます。配当利回りが1.8%以上ある銘柄(イオン、ビッグカメラ、ANA、タカラトミー)は、配当利回りでもそこそこ評価できます。ヤマダ電機は配当利回りが2.8%ですが、業績低迷が続いているので、投資は避けた方が良いと考えています。
配当利回りは確定利回りではなく、業績変動にともなって増えたり減ったりすることには、注意が必要です。