3302 帝国繊維 東証1部

 5月13日発表の2019年12月期本決算予想は、2018年12月期比で営業利益+0.6%の45億円、経常利益+0.1%の50億円とほぼ前年と変わりませんでした。

 2015年9月4日の 1,198 円、2016年2月12日の 1,092 円、6月24日の 1,165 円と三点底(逆三尊天井)にして反発に転じ、2018年の1月22日の 2,682 円まで上昇。

 ここから3月9日の 1,841 円まで押し目を入れ、短期の上昇トレンド(A)を形成し、この中で10月3日の 3,110 円の高値をつけました。

 ここをピークに12月26日の 1,931 円まで下落後、2019年3月27日の 2,892 円まで上昇。ここを戻り高値に、下落へ転じています。4月18日に 2,515 円で1回目の売り転換となり、5月27日に 2,281 円で「ろく売」という追加の売り法則が出ており、さらに下げる可能性があります。

 チャートを見ると、2018年3月9日の 1,841 円を安値とし、10月3日の 3,110 円を高値とする三角もちあいの中の動きとなっており、 2,000 円前後が三角もちあいの下限近辺となるところです。