2000(平成12)年6月19日

ナスダック・ジャパンが取引開始

 

 2000(平成12)年6月19日、大阪証券取引所でナスダック・ジャパンが取引を開始しました。ナスダック・ジャパンは全米証券業協会が運営する店頭株市場の日本版で、2000年5月に大阪証券取引所に開設されたものです。

 母体となる米国のNASDAQ(National Association of Securities Dealers Automated Quotations)は、1971年に創設され、ベンチャー企業を中心に約5,500社が登録しており、IT、半導体などのハイテク企業も数多くNASDAQに上場しています。その中には米国を代表する企業であるマイクロソフト社、インテル、アマゾンなどもあります。

従来の証券取引所との違いは、立会場の存在の有無です。ナスダック登場以前の証券取引は、顧客の売り・買い注文を立会場の専属トレーダーが突き合わせる方式でした。立会場をなくし、証券会社間での相対の電子取引とするナスダックの方式は、今日では当たり前のことになっていますが、1971年当時は極めて画期的な取り組みでした。

 全米証券業協会は、ソフトバンク社、大阪証券取引所と提携してNASDAQの日本版である「ナスダック・ジャパン(NASDAQ JAPAN)」を開設しましたが、2002年12月に提携を解消。ニッポンニューマーケット「ヘラクレス」として市場が引き継がれました。

 また、日本において同様のベンチャー向け株式市場としてジャスダック(JASDAQ)が開かれていましたが、2010年10月12日、「ヘラクレス」と、ジャスダック、NEOを市場統合し「新ジャスダック」として統合され、再スタートしています。

 

2000年6月19日の日経平均株価終値は

16,591円35銭

ライター: FIX JAPAN 前沢ともあき