7971 東リ 東証1部

 5月8日発表の2020年3月期本決算予想は、2019年3月期比で営業利益+10.5%の22億円、経常利益+7.0%の24億円の増収、増益の見通しです。

 1株当たり利益26円、3円増配の13円配当で、業績面から見ると下値不安は限定的で安いところを買って相場環境が好転するのを待つスタンスとなります。

 2012年10月30日の150円を安値に、11月中旬からのアベノミクス相場にサポートされて、上昇トレンド(A)を形成。

 この中で2018年1月5日の471円の高値をつけ、ここをピークに下降トレンド(B)へ転換しています。

 この中で2018年9月26日の380円からの下落では、下方修正を受けて大幅下落。12月25日の231円まで下げ、ここからの反発の中で3月26日の283円まで上昇し、もみ合った後、4月10日に266円で売り転換のシグナルが出て、その後、5月8日の決算発表で2020年3月期は増収、増益の見通しです。

 相場環境がよくないので反応していませんが、安いところを買って、相場が好転するのを待つことになります。