ノリコ先生
楽天証券社員。NISA、ジュニアNISAに詳しく、みんなにもっとその魅力を知ってもらいたいと切望中。

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曜子ママ
小学2年生の悪ガキ男子と闘う40代ママ。
事前質問「ジュニアNISAとは?」
「たぶん、子供がいる人向けの節税制度。え? なんか違ってる? マジ?」

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一美ママ
小学4年生のおてんば娘がいる30代ママ。
事前質問「ジュニアNISAとは?」
「あれだ、学資保険みたいなヤツでしょ…と思うけど…その…(小声)」

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凛ママ
1歳の男子ベビーに翻弄(ほんろう)されている30代ママ。
事前質問「ジュニアNISAとは?」
「あ、えーと、今日の晩ご飯、何にしようかな~っとww」

 

基本の「き」。ジュニアNISAって、いったい何?

ノリコ先生:皆さん、ジュニアNISAについて、あんまり…というか、ほとんど知らないことがよく分かりました(笑)。

曜子ママ:でも「なんかお得」っていうのはあっちこっちで聞きます。それは合ってますか?

ノリコ先生:そこは正解です!(笑)。

一美ママ:で、ジュニアNISAっていったい何なんですか? 法律? 制度? 金融商品?

ノリコ先生:ジュニアNISAとは、2016年から始まった、未成年者を対象とした「少額投資非課税制度」です。

3人:……?

ノリコ先生:皆さんは証券会社に口座をお持ちですか?

一美ママ:会社のストックオプションがあるから、一応は証券会社に口座があります。

凛ママ:私も。

曜子ママ:あんまり見ないけどね(笑)。

ノリコ先生:その口座は、皆さんそれぞれ、ご自身の名義で開設しましたよね? ジュニアNISA口座とは、証券会社に口座を開設するとき、未成年のお子さん名義で開設できる、投資専用の口座です。

凛ママ:あ、子供の名前で開設できるのね。

ノリコ先生:はい。まだ生まれてないベビーは対象外なのですが、出産して名前が決まったら0歳から開設できます。

一美ママ:胎児でも入れる保険があるって聞いたことがあるけど、ジュニアNISAは生まれてないとダメなんだね。

凛ママ:子供の名義で作った口座に、親が入金するの?

ノリコ先生:はい。ただし、お子さん名義の銀行口座を作っていただき、そこから入金する形になります。

曜子ママ:結局、資金も運用も親がするなら、学資保険でいいんじゃないの? どう違うの?

 

ノリコ先生:子供の教育費を形成するための商品の一つが学資保険で、ジュニアNISAの役割はそれと似ていています。ただ、銀行に預けたら利息分しか増えない。保険だと掛けた分だけしかキープできない。だけど、ジュニアNISA口座を開設して資金をその口座に入れ、金融商品を購入してうまく資金運用すると、資金を増やしながら学費や養育費を形成できるのがメリットです。

曜子ママ:あぁ、ママ名義じゃなくて、子供名義で金融商品を買うのね。

一美ママ:てことは、買った商品が値下がりしたら、元本も減るの?

ノリコ先生:残念ながらその通りです。ただし、ジュニアNISAは、中長期にわたる投資のための制度で、お子さんが小さいご家庭だと、時間を味方につけた投資ができるのが特徴です。例えば、短期的に商品が値下がりしたとしても、気にしないで長く持っていればプラスになるときが来るかもしれません。プラスになったときにきちんと売却すれば、一回下がったとしてもそのときに痛手を受ける可能性は低くなりますよね。

 ですから、ジュニアNISA口座を開設して金融商品を購入したら、毎日、商品価額を見て一喜一憂するのではなく、持ったら持ちっぱなしでどーんと構えてほったらかし運用するのがお勧めです。大きなリターンをガツガツ取りにいくつもりはないけれど、リスクが低くて着実に運用して、お子さん用の資金を作りたい、という方のための制度なんです。

 それに、ジュニアNISAは、子供が18歳になるまで払い出しができないんです。投資結果を毎日チェックしても、どうせ引き出しはできないので、疲れるだけかも…。