2006(平成18)年10月10日

ご当地ナンバー導入、自動車も規制緩和

 2006(平成18)年10月10日、自動車のナンバープレートの地名に、車検登録事務所がない地域名も使えるようになりました。愛着ある地元の地名が入った「ご当地ナンバー」の始まりです。

 これまで自動車のナンバープレートは、国土交通省の出先機関である車検登録事務所のある都市の名が使われてきました。仙台市の車は「宮城」ナンバーとするなどです。

 しかし、これはあくまで官公庁の事務上の都合です。地元ナンバーの導入を求めるドライバーや観光地の要求に応えて、国土交通省は都市や地域の名前も使えるよう法令を改めました。当時は「規制緩和」がちょっとした流行語になっていたことも背景にあります。

 ナンバープレートを長方形以外の形にしたり、絵柄を入れたりする「デザインナンバープレート」もご当地ナンバーの一種として認知されています。岩手県は宮沢賢治の童話『銀河鉄道の夜』が、福井県は「恐竜」がモチーフになるなど、自治体ごとにさまざまなデザインがあります。

 

2006年10月10日の日経平均株価終値は

16,477円25銭