本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは113.34

下値メドは112.32

今朝の天気マークは「雨」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(9月26日)

26日のドル/円の終値は112.74円

 前営業日に比べ0.23円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。

  • USD:FOMCは利上げを決定
  • USD:パウエルFRB議長「物価上昇が加速する兆しはない」
  • USD:トランプ大統領「FRBが利上げしたことに不満だ」
  • USD:トランプ大統領「日本と関税交渉を開始することで合意した」
  • NZD:RBNZ(NZ準備銀行)は、政策金利を1.75%に据え置き

主要指標終値

 

FOMCが今年3回目の利上げ決定

 FOMC(米連邦公開市場委員会)は、政策金利であるFF(フェデラルファンド)金利の誘導目標を2.00~2.25%に引き上げることを全会一致で決定しました。

 利上げは予想通りでしたが、マーケットの注意を引いたのは、FOMCの声明文から「金融政策の運営方針は緩和的」との文言が削除されたことでした。同時に公表されたFOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)では、今回新たに追加された2021年の見通しが3.375%で、2020年から横ばい。これは何かというと、FOMCのメンバーは米国の金利はもはや低金利状態ではないと考えているということで、米国の利上げサイクルは2020年で終了する可能性が高いことを示唆しています。

 会合後に会見を行ったFRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は、「労働市場は健全で、経済は強い」と先行きに自信を持ち、段階的な利上げを継続する意思を示しました。パウエルFRB議長の発言を聞いてマーケットはやや安心したのですが、一方でトランプ大統領はFRBの利上げに対して不満を表明。政治的にも利上げ継続が難しくなりつつあります。

 

本日の注目通貨

ドル/円:113円台を維持できず

 FOMC後のドル/円は、利上げサイクルが終了に向かう方向で、少なくとも利上げペースが加速することはないとの思惑から112円台後半まで下落。ただパウエルFRB議長が「金利はまた低水準」と語り、利上げ継続の意志を示したことで、東京時間に2カ月ぶりにつけた113円台の高値わずかに更新して113.13円まで反発。その後はイベント終了の達成感から売りが再び強まり、当日安値となる112.62円をつけました。トランプ大統領の発言も上値を重くしています。(チャート1)

 

ユーロ/円:133円台ではねかえされる

 FOMC後のユーロ/円は前日の高値に並ぶ133.10円をつけたあと132.23円まで下落。133円台の売りの強さを改めて確認しました。(チャート2)

 

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

27日:黒田日銀総裁、ドラギECB総裁、カーニーBOE総裁、パウエルFRB議長発言、ドイツCPI、米GDPなど

経済指標過去データはこちらをチェック!

天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。