本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは112.01

下値メドは110.85

今朝の天気マークは「晴れ」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(9月11日)

11日のドル/円の終値は111.59円

 前営業日に比べ0.46円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「晴れ」です。

  • EUR:イタリアの財政懸念が後退。イタリア外相「健全な予算成立を目指す」
  • EUR:欧州議会がハンガリーに制裁を検討。独裁政治や移民受け入れ拒否で
  • CAD:トランプ米大統領「カナダとの貿易交渉は順調に進んでいる」
  • GBP:カーニーBOE(英中央銀行)総裁「2020年1月までの任期延長を承諾した」
  • CNY:中国の上海総合指数が下落、2016年の安値に迫る。香港株も下落

主要指標終値

 

本日の注目通貨

トルコリラ/円:マーケットは大幅な利上げを期待

 マーケットでは今、トルコリラに再び注目が集まっています。トルコが明日(13日)政策金利を発表するからです。大幅な利上げ期待が高まっていて、トルコリラ/円は8月30日の16.20円から8営業日連続で安値を切り上げ、17円台まで戻しています。(チャート1)

 トルコの現在の政策金利は17.75%。明日の決定については、据え置きから725ポイント利上げして25%に引き上げるというものまで、さまざまな憶測が飛び交っています。予想の中心値は20.75%(+300ポイント)から22.25%(+450ポイント)。

 マーケットはトルコの政策金利はまだ低すぎると考えています。利上げがトルコ経済が抱える問題すべてを解決するわけではありませんが、トルコ中央銀行の対応がなっていないことにイラついているのです。

 したがって、利上げ幅が300ポイントより小さかったらマーケットにとっては失望で、トルコリラの売り材料となります。流動性が低いなかで売りが殺到すれば、史上最安値(15.56円)を更新のリスクが高まるでしょう。

 反対に良い意味で予想を裏切るなら、トルコ中央銀行がエルドアン大統領の圧力に屈しなかったことに対するリスペクトでトルコリラの買いが強まることもあります。

 

ドル/円:111円後半へ上昇

 火曜日のドル/円はピッチ良く上昇、東京時間の111.06円を安値にNY時間までかけて111.64円まで到達しました。貿易摩擦の不安が広がるなかでNY株価が堅調だったこと、米長期金利も上昇したことが支えになりました。チャートを見ると、ドル/円は112円の手前、111.75円から111.85円で2度止められた形となっています。この水準をブレークできるかどうかがポイントになるでしょう。(チャート2)

 

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

12日:米8月PPI、ベージュブックなど

経済指標過去データはこちらをチェック!

 


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。