本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは112.05

下値メドは110.45

今朝の天気マークは「雨」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(8月30日)

30日のドル/円の終値は111.03円

 前営業日に比べ0.64円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「雨」です。

  • USD:トランプ大統領は、2,000億ドルの対中関税を来週にも発動
  • TRY:トルコ中央銀行の副総裁が辞任。トルコリラ/円が大幅下落。
  • EUR:EU(欧州連合)は対米自動車関税を取り下げる用意。トランプ大統領は拒否
  • EUR:格付け会社フィッチがイタリアの格付け見直しへ
  • CAD:4-6月期GDP(国内総生産)は予想やや下回る前期比2.9%。9月の利上げ期待が後退
  • AUD:4-6月民間設備投資▲2.5%に大きく落ち込む。2018/19年度投資計画は予想上回る
  • AUD:7月住宅建設許可▲5.2%。豪の住宅ブーム終了の可能性
  • ARS:アルゼンチン中央銀行、政策金利を45%から60%に引き上げ
  • EUR:英仏「ホタテ戦争」が今年も勃発

主要指標終値

 

本日の注目通貨

ドル/円:112円に届かず

 強い米国のGDPを材料に水曜日に111.83円まで急上昇したドル/円ですが、この日の高値は111.76円まで。112円に乗せることはできず、ずるずると後退。NY時間には下げ幅を広げ110.96円まで下落しました。トランプ大統領が、中国に対して新たに2,000億ドル相当の追加関税を発動するとの報道が伝わったことがドル売りを強めました。(チャート1)

 

ポンド:買戻しはまだ始まったばかり

 メイ英首相が「ノーディール・ブレグジットはこの世の終わりではない」と語ったのは今週火曜日。英国は条件をまとめられないままEU(欧州連合)を離脱するだろうと、誰もが(おそらく首相自身も)思っていました。

 ところがここにきて、EU側がブレグジット交渉が始まって初めてともいえる歩み寄りの姿勢を示したことで状況が一変。バルニエEU首席交渉官が、「これまでにない特別なパートナーシップを英国に提案する用意がある」と発言してポンドが急騰しました。(チャート1、2)

 しかし、これはまだ始まったばかり。シカゴIMM通貨先物市場には、ノーディール・ブレグジットを想定してマーケットが積み上げた大量のポンドの売りポジションが存在しています。英国とEUの交渉の進展具合によっては、中期的なポンドの買い戻しにつながることが期待できるでしょう。

 もちろんその逆もありで、期待が失望に変わったときにはポンドは激しい売りにさらされることになります。しばらく静かだったポンドですが、9月はマーケットの主役のひとつに踊りでる可能性を秘めています。

 
 

 

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

31日:中国製造業PMI、欧州HICP、欧州失業率、南ア貿易収支など

経済指標過去データはこちらをチェック!

 月末の今日は欧州のHICP(消費者物価指数)が発表されます。事前予想は、前年同月比2.1%で横ばい。欧州のインフレ率は年末にかけてさらに上昇するとの予想が多く、金融正常化プロセスを進めるECB(欧州中央銀行)の正当性を証明することになります。


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。