本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは111.76

下値メドは110.80

今朝の天気マークは「くもり」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(8月7日)

7日のドル/円の終値は111.37円

 前営業日に比べ0.02円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。

  • USD:ダウNY株価、5カ月ぶり高値
  • AUD:RBA(豪準備銀行)、政策金利を現行の1.5%に据え置き
  • TRL:トルコの10年債利回り、過去最高水準の20%台乗せ
  • TRL:米国人牧師の拘束問題で、トルコと米国が仮合意か

主要指標終値

※高値、安値は終値ベース

 

本日の注目通貨

豪ドル、NZドル:豪ドル高/NZ安のトレンド

 RBA(豪準備銀行)は火曜日の会合で、予想通り政策金利を1.5%に据え置きました。最近の豪経済は好調で、住宅許可件数の増加、貿易収支の黒字幅拡大や労働市場の強さが目立っています。RBAは今週金曜日に金融政策の方針についての四半期レポートを公表しますが、GDP(国内総生産)の見通しを上方修正するとの期待も出ています。

 RBNZ(NZ準備銀行)も、明日木曜日の朝の会合で政策金利であるOCR(オフィシャル・キャッシュ・レート)を1.75%に据え置く予想。RBAはNZの経済見通しに慎重姿勢で、景気拡大政策を「相当長い期間」にわたって継続する方針。一部にはGBPの見通しを下方修正するとの見方もあります。

 豪ドルとNZドルは、中国景気減速の懸念もあって対ドルでは共に伸び悩んでいます。ところが、豪ドルとNZドルを比べるとトレンドは鮮明。両国の経済見通しの格差に着目したマーケットは豪ドルを買ってNZドルを売るというクロス取引を積極的に行ってます(チャート1)。

 対ドル、対円の取引ばかりではなく、豪ドル対NZドル、あるいは豪ドル対カナダドルといったクロス取引にもトレードチャンスがあるようです。

 

ドル/円:110円台の堅さを確認

 火曜日のドル/円はNY時間に一時110.99円まで下げ、5営業日ぶりに111円を割りました。しかし売りが加速することはなく、その後は111.48円まで反発。ダウNY株価が5カ月ぶりの高値をつけてマーケットのセンチメントか改善したことも後押しとなりました(チャート2)。

 

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

8日:中国貿易収支

経済指標過去データはこちらをチェック!

 


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。