本日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは113.32

下値メドは112.46

今朝の天気マークは「くもり」

天気の判定基準くわしくはコチラ

 

毎ヨミ!FXトップニュース(7月18日)

18日のドル/円の終値は112.82円

 前営業日に比べ0.04円のドル安/円高だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。

  • EUR:6月ユーロ圏HICP(消費者物価指数、改定値)前年同月比2.0%
  • GBP:BOE(英国中央銀行)の利上げに黄信号。6月CPI(消費者物価指数) 前月比0.0%、予想下回る
  • GBP:メイ英首相、ブレグジット路線に従わなければ選挙をすると与党内反対派を脅す
  • USD:EU(欧州連合)、グーグルに約5,700億円の制裁金を命令。独禁法違反の制裁金で過去最高
  • USD:ベージュブック「全ての地域で製造業者が関税に懸念を表明」

主要指標終値

※高値、安値は終値ベース

 

本日の注目通貨

ドル/円:年初来高値を前に失速

 ドル/円は堅調スタート。FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は議会証言の場で米国経済の見通しに自信を示しました。FRBが段階的な利上げに向かって進んでいることを確認して安心したマーケットはドルを押し上げ、ドル/円は東京時間午後に113.14円まで上値を伸ばしました。しかし、年初来高値を前にその後は失速、海外時間には112.70円まで押し戻される場面もありました(チャート1)。

 

中国人民元:1年ぶりの安値

 中国人民元は、ドルに対して約1年ぶりの安値となる6.7571元までドル高/人民元が進みました。

 7月3日、トランプ米政権が中国に対して追加関税を発動することが確実となったときも人民元安に動きましたが、この時は中国人民銀行総裁が「人民元を安定的に維持する」と宣言したことで、いったん小康状態となりました。中国人民元はこの水準を超えてしまったことになります(チャート2)。

 影響は他のアジア通貨にも波及していて、韓国ウォン、台湾ドル、シンガポールドルもドルに対して下落。これ以上の元安は、中国からの資産逃避が加速するサインとの見方もあり、アジア通貨危機を懸念する市場関係者も増えています。

 また下落はアジア新興国通貨にとどまらず、欧州通貨やオセアニア通貨、さらに金価格、原油価格も急落しています。今のマーケットは、まさにドルの一人勝ち状態になっています。

 

トレード前に必ずチェック!今日発表の重要指標!

19日:豪州雇用統計、英小売売上高、南ア政策金利など

経済指標過去データはこちらをチェック!

 


天気の判定基準とは?

天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。

・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。

・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。

・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。


※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。

※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。