本日のレンジ予測
毎ヨミ!FXトップニュース(4月19日)
19日のドル/円の終値は107.35円。
前営業日に比べ0.14円のドル高/円安だったので、今朝の天気マークは、「くもり」です。
- NZドル:1-3月期CPI(消費者物価指数)、予想上回る。NZドルは上昇、しかしNY市場で大幅下落
- 豪ドル:2月の就業者数、予想下回る。豪ドル/ドルはNY市場で大幅下落
- ポンド:3月小売売上高、予想下回る。英GDP(国内総生産)の減速懸念
- ポンド:カーニーBOE(英国中央銀行)総裁「利上げの時期は決まっていない」
- トルコリラ:総選挙の前倒しを好感、トルコリラ買われる
- VIX指数:15.96、連日の上昇に株式市場で警戒感も
- NY株:24664.89ドル(▲83.18ドル)
- 原油先物: 68.29ドル(▲0.18ドル)
- 米長期金利:10年物利回り2.910%(+0.037%)
- 金先物:1348.80ドル(▲4.70ドル)
本日の注目通貨
ドル/円:次の円安材料が必要
この日のドル/円は東京時間に107.52円まで上昇したものの、そこから先が伸びず、この日も大半の時間を107円台前半で過ごしました。4月5日からこの日までの2週間、ドル/円は106.60円から107.78円までの狭いレンジで推移しています。
ドル/円が今107円台を維持しているのは、マーケットがどちらかといえば円安を期待しているからだといえます。4月の高値/安値の50%は106.72円。このまま円安方向に抜けられずに106円台へ下げるならば円安期待がしぼみ、円高の見方が急速に強まる可能性もあります(チャート1)。
ポンド:利上げ観測が後退、大幅安
ポンド/ドルはNY市場で急落しました。きっかけは、英小売売上高が予想を下回ったことで、その後M&A絡みのニュースでポンド/円を中心に持ち直す場面もありましたが、カーニーBOE総裁が「利上げ時期は決まっていない」と発言したことで、売りが再加速。カーニー総裁が暗に5月利上げを否定したことになり、失望からポンド/ドルは1.4069ドルまで大幅下落。ポンド/円も151.08円まで急落しました(チャート2、3)。
本日の注目イベント
20日:カナダCPI、カナダ小売売上高
◎天気の判定基準とは?
天気マークを見るだけで、ドル高で引けたのか、それともドル安で引けたか、ひと目で確認することができます。
・「晴れ」
当日の終値が、前日の終値に比べて0.20円を超えるドル高/円安だった場合は、「晴れ」の天気マークを表示します。
・「雨」
反対に、終値が0.20円を超えるドル安/円高だった場合は、「雨」の天気マークを表示します。
・「くもり」
終値が上下0.20円の範囲にあった場合は「曇り」のマークを表示します。
※天気マークは、前日の終値との比較を示したもので、今日のマーケットの方向を予想するものではありませんので、ご注意ください。
※ちなみに2017年は、「晴れ」89日、「雨」90日、「くもり」80日でした。