今日の為替ウォーキング
今日の一言
自分に制限をかけないこと。自分が本当にしたいことなら、何だってやれる
Separate Ways
帝国データバンクによると、7月に値上げをした食品は411品目。今年の累計は3年連続で1万品目を超える。品目数は減少傾向にあるとはいえ、「円安」を理由とする値上げが増加している。円安が続く限り、これから何度も食品値上げラッシュが襲ってくるということだ。
植田日銀総裁は4月26日の金融政策後の記者会見で、「円安が基調的な物価上昇率に大きな影響は与えていない」と断言した。その後に「物価に影響を及ぼしやすくなっている」と発言を微修正したが、円安の最大原因とされるゼロ金利や国債購入などのウルトラ緩和政策は継続する考えだ。
金利の影響を受けにくい品目の物価が上昇するまで金利を上げないというのは、合理的ではない。それでも日銀がゼロ金利を長く維持しようとするのは、それが政府や企業に期待されていると思っているからで、いわば日銀のPR活動のようなものだ。
低金利が悪化させているインフレの「不平等な痛み」を放置することは、高所得者層をよりも低所得者層をより多く苦しめ、それによって生じる不均衡が経済と資産市場を歪めている。日銀の「より低くより長く」のウルトラ緩和政策は、実はより高いリスクを意味している。
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今週の注目経済指標
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今日の重要ブレークアウトレベル
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コーンチャート分析
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