2020年上半期の米国雇用統計
非農業部門雇用者数と失業率の推移
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平均労働賃金の推移
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今米国で起きていることは、経済の急シャットダウンとその後の急リブートです。
典型的なのが労働市場で、雇用者が一気に2,200万人も減ったかと思えば、その後たった2カ月で750万人も回復しています。失業した人が、従来の景気サイクルではありえないほど早く仕事に復帰しているのです。しかし、いくつかの業種では、新型コロナで加速する経済の構造改革についていけず、消滅する運命にあります。
下半期の経済成長は過去最高になると予想されています。しかし、失業率は今後も高いままで、「雇用なき経済回復」の時代がやってくるでしょう。
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米雇用統計、絶好調!この数字、本当によろこんでいいのか?6月米雇用統計 詳細レポート(2020年6月30日)