投資をするなら、人気の金か、底堅さがあるプラチナか?あるいは両方か?
欧米で大規模な金融緩和が行われている最中であれば、金、プラチナ、どちらも面白いと、筆者は考えています。人気がある方がよい、有事のムードを強く感じる、などの場合は金を、底堅さを重視する場合はプラチナを選択する、という考え方もあると思います。
また、これらの2つを同時に保有する方法もあると思います。人気がある方がよい、有事のムードを強く感じる、これらに加えて、底堅さを重視する場合は、例えば、貴金属に投資をすることができる資金の3分の2を金に、残り3分の1をプラチナに、という方法もあると思います。さらに底堅さを重視する場合は、3分の1を金に、3分の2をプラチナに、という方法もあると思います。
金とプラチナを同時に保有する手法としては、純金積立のサービスで金とプラチナの両方を保有する、東京証券取引所で売買されている貴金属関連のETF(例えば、[金の果実](1540)、[プラチナの果実](1541)など)を保有する、商品先物口座を開設して東京商品取引所で売買されている金先物とプラチナ先物で保有する、などの投資手法があげられます(先物取引は、原則、保有できる期間に限りがあるため注意が必要です)。