金利高止まり観測で4月の米国市場は債券安・株安だった
4月の米国市場では、S&P500種指数が最高値(3月28日:5,254)から最大5.5%下落し、投資家の不安心理を高めました。各種物価指標の伸びが高止まりしたことを受けた長期金利上昇(債券価格下落)、ナスダック総合指数下落、中東情勢緊張で利益確定売りが優勢となったことが要因です。
ただ、中東情勢を巡る過度の悲観が後退し、1-3月期の決算発表が総じて市場予想を上回ったことで、S&P500は下値めどとして100日移動平均線(4,969)を意識しつつ、5,000台を維持して約4.2%の月間下落率で終わりました(図表1)。
株式市場の変動率予想を示す「恐怖指数」(VIX)は危険ゾーンとされる20ポイント超(19日)から15.6に低下しました(4月30日)。ヘッジファンドなどによる「ボラティリティ売り」が一巡しつつある兆候もみられます。
決算発表では、前週にAI(人工知能)分野の収益化を目指す巨額な設備投資計画を公表したマイクロソフトやアルファベットのガイダンス(業績見通し)、アマゾン・ドット・コムなどの好決算(30日)が相場の下支えに寄与しました。
なお、市場が注目していたFOMC(米連邦公開市場委員会:4月30日~5月1日)は、大方の予想通り政策金利(FF金利の誘導目標:5.25~5.50%)の据え置きを決定しました。
声明文は「ここ数カ月、2%のインフレ目標に向けた一段の進展は見られていない」と指摘。直後の記者会見でパウエルFRB議長は早期の利下げに慎重姿勢を維持する一方、「次の動きが利上げとなる可能性は低い」と述べ、QT(量的金融引き締め)のペースを6月から縮小する方針を明らかにしました。
市場はすでに「High for Longer」(政策金利はしばらく高止まりするとの見方)を織り込んで債券金利が徐々に上昇してきたため、1日の株式市場にとり大きなサプライズとはなりませんでした。
<図表1>4月の米国市場は「High for Longer」を織り込んできた




















































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