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ゴールドBrexit前のレベル1,250ドルまで下落ほか
池水 雄一
他にはない特別な金のレポート Bruceレポート拾い読み!
Bruce(ブルース)レポートとは、金取引の第一人者、一貫して貴金属ディーリングに従事し、世界中のブリオン(貴金属)関係者の間でも名を馳せた池水雄一氏が執筆する、金融会社・貴金属…

ゴールドBrexit前のレベル1,250ドルまで下落ほか

2016/10/11
下げが止まりませんね。昨日もニューヨークまではマーケットは静かでしたが、ニューヨークのオープンと同時に再び下落を開始。米新規失業保険申請件数が予想よりも少ない、つまり経済にはよい数字となり、それがきっかけとなりドルが買われゴールドが売られました。
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図:NY金 先物 (期近)日足チャート
単位:ドル / トロイオンス

出所:マーケットスピードより楽天証券作成

ゴールドBrexit前のレベル1,250ドルまで下落(2016年10月7日(金)掲載分より)

下げが止まりませんね。昨日もニューヨークまではマーケットは静かでしたが、ニューヨークのオープンと同時に再び下落を開始。米新規失業保険申請件数が予想よりも少ない、つまり経済にはよい数字となり、それがきっかけとなりドルが買われゴールドが売られました。そして僕も下値のめどと見ていたBrexit前のゴールドのレベル1,250ドル(200日移動平均線も1,254ドル)まであっという間に来てしまいました。昨日の安値がまさに1,250ドルということで、このレベルがサポートされなければ今度は1,200ドルが見えてきてしまいます。今晩の雇用統計がより重要な意味を持つことになります。そして来週は中国が国慶節の休みが終わって戻ってきます。インドは祭礼シーズンに突入。この下げは絶好のチャンスになるのではと実需の盛り上がりに期待したいですね。まあ、まずその前の今夜の雇用統計。どうなることやら。ここまで下げたことで、希望的憶測は、いい数字のときの下値はそんなにない?ぎゃくに悪い数字のときの戻りは大きくなりそう、という感じで見てますが、1,300ドルは今年はもう割れないと見てたことからしてももう大きく外しているので、そういう目でみてくださいね。笑。

売り買い交錯Bargain Huntingも(2016年10月6日(木)掲載分より)

昨日のアジアはBargain Huntingで1,266ドルの安値を東京オープン前につけてから1,275ドルまで上昇、その後NYでも一時1,277ドルまで上昇しましたが、後半は再び下げに転じ、安値は昨日の1,266ドルを下回り1,262ドルまでありました。その後1,266ドルまで戻して一日が終わりました。ドル円は103円台半ばまで円安ドル高が進みました。円建てではゴールドは昨日とほぼ変わらずとなりました。パラジウムが大きく下げました。もっとも上げていてもっともしっかりとみえたのですが。。

明日金曜日は米雇用統計。9月のNon-Farm Payrollの市場予想は17.1万人増。(8月は15.1万人増でした)悪い数字が出ればおそらく1,300ドルくらいまで買いもどされてもおかしくないか。よい数字が出てもBrexitの前の水準である1,250ドル当たりがとりあえずは下値のめどではないかと思います。来週は中国の国慶節の休みも終わり、インドはこれから祭礼シーズンで、千載一遇のようなゴールドの下げではないでしょうか。これまで長い間まったくと言っていいほどアクションがなかった相場にようやく動きが出てきて、ポジションが整理され、これは今後のマーケットにとっては非常によいことではないかと、昨日一緒にカレー食ったMetals FocusのAnalyst であるNikos君は言ってました。

ポンド暴落からのゴールド急落1,300ドル割れ(2016年10月5日(水)掲載分より)

とうとう来ましたね。うーん、6月からこれまでずっとホールドされてきた1,304ドルというレベルがとうとうブレイクされ、これまでロング数ヶ月維持されてきたロングのストップロスの売りが発動されたようです。これだけ長い間にわたって過去例をみない1,000トンを超えるNymexのGold のロングがとうとう売りに出されたようです。今週の東京時間土曜日に早朝に発表されるCFTCの数字はちょうど昨日火曜日のmarket on closeの数字なので、それが反映されているはずです。Nymexのロングが1,000トンを超えると要注意と言ってきましたが、今回はいつまでたってもそのレベルが維持されていて、6月半ばから先週末まで、1週間をのぞいてずっと1,000トン超えが3ヶ月以上続いていました。今回ばかりは過去の法則(1,000トンは頭打ちで必ず売られる)が当てはまらない新しい時代になったのか?と思いましたが、ようやくここに来てやはり巨大すぎるロングの修正が入ったのでしょう。短期的にはロングの投げでの売られすぎ、もしここで待望の実需が動きだせば、ストップロスの売りが一巡したところである程度戻るのではないでしょうか?たぶんこの売りはロングからのポジション解消の売りであり、フレッシュなショートポジションだとは思えません。

その売りの引き金を引いたのは、Brexitへ対する不安(やはり時間をかけてその影響はこのようにまだまだこれから出てくるのでしょう。)からの英ポンドの急落(31年ぶりの安値)。その裏返しには、ドルの急騰があり、そしてそれはつまりゴールドの売り材料ということになりました。

シルバーは一挙に18ドル割れ、プラチナも1,000ドルを割り込みました。重要なサポートを割り込んでちょっと今後の動きが不透明です。

金銀比価、AU-PTスプレッド拡大(2016年10月4日(火)掲載分より)

ぱっとしないマーケットが続きますと毎日かかないといけないそんなマーケット。金曜日に出た噂で、ドイツ銀行に対する米国の罰金が市場の予想よりも小さな数字になるということで、ドイツ銀行の株価が戻し、ドル買い、メタル売りの流れが続いています。ただゴールドはそれでも1,300ドルは下限としての意識が強いようで、下げ切らず踏みとどまっているイメージ。他のメタルの方が売られやすくなっています。これといった大きな材料がないのですが、それが逆に投資家のapathyとなって売られやすくなっているのかもしれません。そして、今年は買っていないとはいえ、中国がシルバーウイークで一週間お休みというのもマーケットに影響しているのでしょう。閑散に売りあり、ですな。

シルバーは19ドルを割り込んだことにより売りが加速、金銀比価は67.5から70まで急騰し、シルバーが割安になってきています。またゴールドープラチナスプレッドも同様に、ゴールドに対してプラチナが売られており、再び300ドルの大台に乗せています。

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