図:NY金 先物 (期近)日足チャート
単位:ドル / トロイオンス
貴金属、行って来いの相場(2016年8月22日(月)掲載分より)
金曜日も目立った動きなく終わった一週間となりました。なかなか動く材料が見つかりませんが、今朝はシルバーがオープンから急落しています。先週の低値をヒットしストップがかかったのでしょう。パラジウムだけが上昇傾向を保っていますが、ほかのメタルはちょっと弱含み。ドルが強くなれば下値トライという雰囲気でしょうか。どっちにしてもあんまり大きくはまだ動かないと思います。
CFTC Commitment of Traders Report as of 16 Aug 2016(2016年8月22日(月)掲載分より)
1,057トンから1,058トンで変化無し。これで10週連続で1,000トン越え。
ドル弱含みでメタルはしっかり(2016年8月19日(金)掲載分より)
相変わらず静かなマーケットが続いています。ドルの動きに合わせての小動きになっていますが、ドルが若干売られ気味のためメタルは総じてしっかりです。Fed Watchでは9月の利上げ確率は15%、12月は41.7%となっています。FOMC議事録で低下、それがドル売りの要因となっています。ただそれでも大きくマーケットを動かすという材料でもなく、まだまだSummer doldrums 続きそうです。
FOMC議事録マーケット動かさず(2016年8月18日(木)掲載分より)
マーケットが待っていた7月のFOMCの議事録が日本時間の今朝3時に公開されました。その内容は、次の利上げの時期に関して理事の意見が割れているのがはっきりと示されており、マーケットはどちらにも反応しにくい状況でした。発表直後は1,343ドルから1,337ドルに下がって1,351ドルまで上げるという神経質な動きとなりましたが、その後は1,345ドル台に戻し、その後はじわじわと上昇。現在はまた1,350ドルまで来ています。利上げ、9月よりもっやはりあっても12月という見方が強くなっているようですね。ドル安そしてじわじわというゴールドの上昇はそのあらわれか。これでまた少しマーケットの材料がなくなりました。ドル円がまた100円を割り込んでいます。そろそろ個人的にはドル買います。
議事録待ち(2016年8月17日(水)掲載分より)
昨日はドル安の進行とともにゴールドはアジア・欧州と上昇しましたが、ニューヨークでドルが戻すと、上昇した分すべて元戻りに。目だった材料のない中の気配値だけの動きと言ってもいいようなマーケットです。明日早朝のFOMC議事録まではこんな感じが続くのでしょう。
木曜日早朝のFOMC議事録待ち(2016年8月16日(火)掲載分より)
夏枯れ相場、lackluster なんていう形容詞が使われています。静かなマーケットが続いています。東京もお盆で昨日はほとんど電話もなりませんでした。多くの会社がお休みだったようですね。NY水曜日、日本時間の木曜日の早朝3時に発表されるFOMC7月の議事録が次の材料でしょうか。