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材料難で小動きほか
池水 雄一
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Bruce(ブルース)レポートとは、金取引の第一人者、一貫して貴金属ディーリングに従事し、世界中のブリオン(貴金属)関係者の間でも名を馳せた池水雄一氏が執筆する、金融会社・貴金属…

材料難で小動きほか

2016/5/17
先週はやはり結果的に小動きな一週間となり、金曜日も目立った動きはありませんでした。ということで、今日はこれからロンドン。
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図:NY金 先物 (期近)日足チャート
単位:ドル / トロイオンス

出所:マーケットスピードより楽天証券作成

材料難で小動き(2016年5月16日(月)掲載分より)

先週はやはり結果的に小動きな一週間となり、金曜日も目立った動きはありませんでした。ということで、今日はこれからロンドン。レポートも端折らせてもらいます。すみません。

CFTC Commitments of Traders Report as of 10 May 2016(2016年5月16日(月)掲載分より)

出所:5月16日付の池水氏のレポートより抜粋

先々週は819トンから1,006トンへ急増。今週はさすがに利食い売りが出て977トンに減少。

小動きなマーケットが続く(2016年5月13日(金)掲載分より)

昨日は全体的に弱いマーケット。ニューヨークで新規失業保険申請件数が、予想を上回ったことにより1,266ドルから1,281ドルまで急騰しましたが、まさに行って来いですぐ1,260ドル台まで戻し、その後は、ボストン連銀総裁が、利上げの確率は市場の予測よりも高いというタカ派の発言が伝えられてドルが買われゴールドは売られました。まだ同じレンジでの動きとなっています。今週は静かな一週間ということで終わりそうです。

じわじわと戻し基調(2016年5月12日(木)掲載分より)

一昨日の下落からやはり昨日はじわじわと値を戻してきました。下値は固く、1,300ドルは主重たい、1,260-1,300ドルくらいが今ちょうどいいレベルなのでしょう。下値が支えられたことで、よりbuy on the dip、下がったら買いたいという向きも増えたのではないでしょうか。それに合わせて他のメタルも水準を上げました。しばらくはこんな感じが続きそうですね。

小動きに終始-ドル高にもメタル下げ切らず(2016年5月11日(水)掲載分より)

昨日はあまり方向性のない一日でした。ただドルの買い戻しが続いたために、ゴールドは上昇したくてもできないといった感じの動きでした。ドル高(円安)の動きが強かったために円建てでは一日を通して上昇となりました。

昨日午後、亀井幸一郎さんと大橋ひろこさんとでゴールドに関する鼎談をしました。(日経マネーの6月後半発売の号に掲載予定)そこで話題になったのは、今年に入ってのゴールドの急騰は、「投資マネー」のなせる業であり、実需はさっぱり、という話をしました。一昨日はインドのヒンズー教のお祭りAkshaya Tritiyaでした。例年、この日にはゴールドを買うという習慣があるのですが、今年は例年の3分の1ほどに需要にとどまったようです。ゴールドの価格が上がりすぎているのがその最大の要因です。ゴールドが1,300ドルを越えてあげていくためにはやはり実需の買いが不可欠だと思います。投資マネーはほぼもはやいっぱいいっぱいです。(Nymexの投資家ロングは1,000トンを超えて、ETFも増加が続いています)

ただ、これで上昇終わりでもう下落の一方かというとやはりそんなことはなく、投資家の不安心理はおそらく今年はながく続きます。(中国経済、イギリスのEU離脱問題、そして秋にはアメリカ大統領選!)ゴールドが大きく売られる地合いではなく、急速な上げの一時的調整と考えたほうがよいと思います。

CFTC Commitments of Traders Report as of 3rd May, 2016(2016年5月11日(水)掲載分より)

先週土曜日発表のCFTC Commitments of Traders でしたが、CFTCのweb siteの不具合でみることができず、一昨日ようやく見れるようになりました。そしたら出てきた数字がびっくりポンの増加。前週の819トンのロングから、一挙に1,006トンとなんと190トン近くの増加となりました。5/3のMOC(market on close)、つまり5/3のニューヨーク終り時点でのポジションであり、価格的にも1,300ドルを越えたところの数字です。非常に大きな買いがComexに入ったことがよくわかります。投資家ロングポジション(オプションと先物の合算)が1,000トン超えたのは実に、2011年8月以来のことになります。ちなみにその時のゴールド価格は1,600ドル台でした。これまでいろいろな場所で言ってきたのですが、この投資家のロングポジションが1,000トンを越えると警戒水域になります。下のチャートを見てもらえればよくわかりますが、ちょうど1,000トンの当たりがまさに天井になっており、1,000トンに到達すると必ずそこから残高が減少しています。つまりNymexの投資家ロングの上限は、これまで見る限り1,000トンであり、このレベルまで到達するとほとんどの投資家がゴールドをロングしているということになります。そして誰かが売りだすといっぺんにそのロングの利食い売りが始まりマーケット急落ということに必ずなっていたのです。今回もやはりその例外ではないようです。5/3に高値を付けたゴールドはしばらくも揉みあったあと、1,300ドルの完全なるブレイクには、まだ時期尚早と見た投資家のlong liquidationが出て1,260ドルまで下落しました。

出所:5月11日付の池水氏のレポートより抜粋

ドル高からのメタル反落(2016年5月10日(火)掲載分より)

昨日はアジアは非常に静かなマーケットでしたが、夕方から欧米にかけて売りが先行、ゴールドは大きく値を崩しました。予想よりもよくなかった雇用統計の数字にも関わらずゴールドが1,300ドルを越えなかったことからの利食い売り、ギリシャ国会が年金社会保障改革とさらなる増税を可決したこともドル買いゴールド売りにつながり、欧州そしてNYでも頭の重たい展開となり、安値は1,261ドル、あまり戻さずに終わりました。やはり高値警戒感は相当あるようです。ドルの動きを見ながらの相場になりそうです。

一方ETFの残高は増加を続けています。特に日本のGWの間4/29-5/6 間に39トン増えました。ちなみに4月は14トン、3月は61トン。とここに来てまた増加の勢いが増しています。またNymexの投資家ポジションも大きく増加しており、2009年の史上最高値にちかづいています。この数字からも高値警戒感が出ているのでしょう。このポジションに関しては明日もう少し詳しくみてみます。とりあえずは1,300ドルが当面の天井、いったん利食いは正解ですね。あまりにもNymexのロングが膨らみすぎ。

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