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ドル高で一週間の上昇分を失うほか
池水 雄一
他にはない特別な金のレポート Bruceレポート拾い読み!
Bruce(ブルース)レポートとは、金取引の第一人者、一貫して貴金属ディーリングに従事し、世界中のブリオン(貴金属)関係者の間でも名を馳せた池水雄一氏が執筆する、金融会社・貴金属…

ドル高で一週間の上昇分を失うほか

2016/4/26
ドル高がゴールドの頭を抑えた、そんな一週間でした。先週はゴールドではなく、シルバー、プラチナ、パラジウムが注目されました。特にシルバーの上昇に、ゴールドも反応して1270ドルという今年二回目の高値まで上昇しましたが、ECBの金利政策、そして日銀のさらなる金融緩和への期待からのドル買い…
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図1:NY金 先物 (期近)日足チャート
単位:ドル / トロイオンス

出所:マーケットスピードより楽天証券作成

ドル高で一週間の上昇分を失う(2016年4月25日(月)掲載分より)

ドル高がゴールドの頭を抑えた、そんな一週間でした。先週はゴールドではなく、シルバー、プラチナ、パラジウムが注目されました。特にシルバーの上昇に、ゴールドも反応して1,270ドルという今年二回目の高値まで上昇しましたが、ECBの金利政策、そして日銀のさらなる金融緩和への期待からのドル買い、ユーロ、円売りにより、週末にかけてゴールドは結局週初のレベルまで戻してまさに行ってこいのマーケットとなりました。やはりゴールドは年初1,050ドルから1,200ドル後半までの急速な上げで、投資家の高値警戒感が強くなってきています。1,200-1,300ドルのレンジは変わりませんが、1,260ドル以上ではどうしても頭が重たくなってきています。そのために逆にゴールドに対して大きく取り残された感の強い他のメタルが上昇してきました。ゴールドは一度1,200ドル近くまでの調整が必要な気がします。ただこのところまったく動きが見えない実需がその辺りでは買いに入ってきて下値は支えられると思いますが。今日もまたドルの動きが鍵ですね。

高値トライも売られる(2016年4月22日(金)掲載分より)

激しい動きが続いていますが、高値トライも結果的に売られて下に戻るということを繰り返しています。昨日はアジア午後から目立った上昇が始まり、欧米では1,270ドルまで上昇しました。しかし日本時間午後10時過ぎ、1,270ドルから大きく売られて急落、ユーロの急落とともに20ドル1,250ドルまで下げ、これまたいって来いのマーケットでした。強気なのですが、もはやみんながロングしている、短期的には天井感が強くなっており、このところ、上がると売られるいう展開が続いています。あまりに急速な上げの結果からの高値警戒感があり、やはり一度もうちょっと下までのコレクションが必要なのではないでしょうか。特にゴールド。

シルバーも同様。昨日は高値17.70までありました。これはまさに一年ぶりの高値と同じレベルですが、やはりあまりに急激に上がったせいでしょうか、昨日の上昇分をすべて失い、上昇前と同じ17ドルちょうどのレベルまで下落して終わりました。

売り買い交錯、ECBでユーロ売り(2016年4月21日(木)掲載分より)

昨日もまたシルバーに注目のマーケットでした。アジアでは16.90から17.20ドルまで再び棒上げ。しかし午後にはその分棒下げという行って来いのマーケットでした。さすがにここまで上げてしまうとマーケットにはいろいろな思惑が絡み合い動きも激しくなります。欧米で今度はじわじわ上昇しましたが、(たぶん、シルバーを今買っているのは欧米のファンド)ECBが21日に追加緩和の可能性(現在4月のミーティング中。今日の日本時間20:45に政策金利発表。これでドルが動くと材料になりますね。)というニュースがNYの午後(日本の朝3時30頃)になって出て、それによりユーロ売りドル買い、そしてゴールド売り、シルバー売りとなり、シルバーは再び17ドルを割るレベルで一日が終わりました。

ゴールドも高値は1,256ドルまでありましたが、ユーロの売りにより、1,244ドルまで下げて終わりました。ゴールドに関しては、高値警戒感が目だってきており、1,260ドルで頭が重たくなってきています。Gold ETFも若干の残高減少気味です。あまりに上がりすぎたゴールドに対して、今年に入ってから、ゴールドの後塵を拝してきたほかのメタルの方に資金が移動しているのでしょう。金銀比価は、今朝の日経の記事にもなってましたが、(僕の話が出てました。宣伝。)、さらに下がって73。ここ数日の大きな上げもさすがにちょっと一服ですが、シルバー、プラチナ、パラジウムはロングの利食いの売りをこなしながら、長期的にはゴールドに比べてまだまだ上値余地はあると思います。

シルバー急騰に全メタルがフォロー(2016年4月20日(水)掲載分より)

昨日は大きく動きました。そのきっかけになったのは東京クローズ後のシルバーでした。16.23ドル近辺から16.73まで50セント、いっぺんにジャンプしました。ちょうど金銀比価が75近くまで下落していたわけですが、この動きがより多くの投資家をシルバーに向かわせたようです。

今年に入ってからETFとNymexではシルバーに対する投資家のロングポジションは増え続けていました。それが金銀比価が75近辺まで下落したところで、さらに投資家が参入してきたようです。この結果今年年初からの上昇率は、シルバーがゴールドを大きく越えて22.6%となり、全上場商品(株価指数や通貨など金融先物も含める)の中でも圧倒的なパフォーマンスになっています。歴史的にみると金銀比価はまだ割安のレベルにあります。Comexにシルバーが上場された1970年代からの金銀比価の平均は57:1くらいです。現在73.8。

中国のGold Fixing始まる(2016年4月20日(水)掲載分より)

昨日は中国SGEでのGold Fixing開始の日でもありました。昨日の取引についての詳細はまだ調べていませんが、価格(256.92yuan/g = $1,233.85/toz)を見る限り大きな波乱はなかったようですね。 今後のニュースを注目したいと思います。

レンジ内小動き、方向感なく(2016年4月19日(火)掲載分より)

相変わらずのどっちつかずのマーケットが続いています。OPEC&非OPECの産油国会議での合意が不調とのニュースで、1,230ドルの安値から1,242ドル近くの高値まで欧米で上昇しましたが、すぐに戻して結局は安値近くでNYが終了。ちょっと材料不足のレンジがまだ続いています。

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