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ギリシャ国民投票緊縮策否決
池水 雄一
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Bruce(ブルース)レポートとは、金取引の第一人者、一貫して貴金属ディーリングに従事し、世界中のブリオン(貴金属)関係者の間でも名を馳せた池水雄一氏が執筆する、金融会社・貴金属…

ギリシャ国民投票緊縮策否決

2015/7/7
ギリシャの国民投票はまだ完全な結果は出ていませんが、ここまでのところ緊縮財政反対派の大幅な勝利がほぼ確実のようです。これに伴いユーロは現在1.0988と大きく下落して始まりました。
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図1:NY金 先物 (期近)日足チャート
単位:ドル / トロイオンス

チャート出所:マーケットスピードより楽天証券作成

ギリシャ国民投票緊縮策否決(2015年7月6日(月)掲載分より)

ギリシャの国民投票はまだ完全な結果は出ていませんが、ここまでのところ緊縮財政反対派の大幅な勝利がほぼ確実のようです。これに伴いユーロは現在1.0988と大きく下落して始まりました。しかしパニックというほどの反応ではありません。ゴールドは7時のGlobexオープンまで待たなければなりませんでしたが、金曜日のロンドンの終わりが、1,168ドル、Globexオープンは1,171.50ドルで約3.5ドル高でオープン。ユーロもゴールドも比較的平静なオープンとなりました。この事態を受けての欧州首脳がどういう対応を取るかが焦点になります。ギリシャがEUの要求を拒否して、その上に支援をさらに要求しているわけであり、これはE U側としては受け入れる義理はまったくないわけで、まあ、勝手なことを言わせてもらうと、この際ギリシャには出て行ってもらうというのがもっとも当然の結果だと思います。客観的にみてもギリシャがユーロを離脱しても、困るのはギリシャであり、彼らはその道を選んだということではないでしょうか。借金をして、返せないことを逆手にとって返って条件なしでもっと貸せ、でも節約はしないよ、と言っているわけですから、あまりにも虫が良すぎる話ですよね。逆にここでギリシャに押し切られて更なる支援に踏み切ると、そちらの方が将来に対して大きな悪例を残し、第二第三のギリシャが出現することになるのではないでしょうか。

いずれもしてもこの結果はシナリオ的にはとりあえず予想の範囲内。ゴールドはあまり反応しないと思います。

雇用統計でゴールドしっかり(2015年7月3日(金)掲載分より)

米雇用統計が独立記念日の関係で昨日発表でした。ゴールドは発表直前まで下がり続け、昨日の安値1,157ドルでの雇用統計を迎えました。発表されたNFP(Nonfarm payroll、非農業部門雇用者数)は前月比22万3,000人増で、市場予想の23万人を下回りました。前月の速報値28万人は25.4万人に下方修正。この結果ゴールドは1,157ドルの安値から大きく切り返し、ほぼ10ドル上げて1,166ドルへジャンプ。その後は連休モードで静かな動きとなりました。

ちょっと注目に値するのは失業率が5.3%も低下しましたが、その背景には労働参加率が62.6%と一気に0.3%も低下して1977年10月以来の低レベルになりました。労働市場からの退出者が増加しているということで、失業率の低下は分母が小さくなったせいと考えられます。10人に6人しか働いていない状況をFRBがどう判断するのか、今後の金融政策にも影響を及ぼす可能性がありますね。彼らが一番気にしているのは「雇用」ですからね。

雇用統計は今晩(2015年7月2日(木)掲載分より)

ギリシャの16億ドルのIMF債務支払い期限、支払いのないまま過ぎ去りました。ギリシャTsipras首相はそのテレビ演説で5日の国民投票で緊縮策に対する反対票を投じるように国民に呼びかけ。まるで居直り強盗みたいですな。ゴールドは一日じわじわと下げました。ギリシャがこうなることほぼ織り込み済みということでしょうか。今度は国民投票の結果次第ということになりそうですが、ギリシャのユーロ圏離脱の可能性が高まってきましたね。

米独立記念日のLong weekendで、雇用統計の発表は木曜日今晩21:30になります。NFPは225,000人増、失業率は5.4%というのが市場予想です。

昨日の注目はパラジウム。東京時間675ドルで始まったのですが、ちょうど昼過ぎ、680ドルをヒットしたところ一挙に700ドルまで急騰しました。ストップの買いがNymexに入ったような動き。やはり売られすぎだったのですね。Nymexのロングポジションが一ヶ月で半減しており、その反動もあったものと思われます。

ギリシャ債務返済延滞で神経質な展開(2015年7月1日(水)掲載分より)

昨夜ゴールドは1,167ドルから1,180ドルまで急騰する場面があるニュースドリブンの神経質なマーケットでした。ギリシャが今朝のIMFへの債務返済期限に返済ができないのは確実となりました。(ここまで書いてプールに行ってきましたが、帰ってきた時点で、債務が返済されず、期限切れ。)ギリシャ政府による17億ドル(約2,100億円)の債務支払いの延期の要請が、IMF理事会で検討されることになりました。

ゴールドはこの状況にもかかわらず、大きなsafe haven buyingは入っておらず、投資家はクールな姿勢を保っています。もはやギリシャのニュースにも慣れすぎているのか、買いが入るためにはもっとショッキングなニュースが必要なようです。

ギリシャ債務不履行の瀬戸際(2015年6月30日(火)掲載分より)

ギリシャ情勢がいよいよ債務不履行の土壇場までやってきました。ユーロは下落が続いています。株価は世界中で急落、それでもゴールドは下げ渋る程度で目立った買いは入っていません。ドルインデックスは96.4から一時94.6まで急落。マネーはどこへ?唯一目だって上昇したのは米国債で、利回りは2.48%から2.3%へ急落(価格は上昇)しています。今日明日はギリシア情勢次第ですね。ニュースとにらめっこな一日になりそうです。株価がどうなるかも気になるところ。必然的にゴールドは売られつらい、場合によっては買われやすい展開になるものと思われます。まあ、それならもう上がっていてもおかしくないのですがね。ただ今朝の日経にもあったように、大きく下げないのはやはり、ドイツの買いのような本当のsafe haven的な買いがやっぱり入るところからは入っているからでしょう。ギリシャの返済期限が近づいてからGold ETFも残高が増加傾向です。

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