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米GDPをきっかけに買い戻し
池水 雄一
他にはない特別な金のレポート Bruceレポート拾い読み!
Bruce(ブルース)レポートとは、金取引の第一人者、一貫して貴金属ディーリングに従事し、世界中のブリオン(貴金属)関係者の間でも名を馳せた池水雄一氏が執筆する、金融会社・貴金属…

米GDPをきっかけに買い戻し

2015/2/3
米GDPが予想の3%の市場予想に対して、2.6%と大きく下振れしたことから再び1280ドル台まで大きく戻して一週間を終えました。
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NY金 先物 (期近)
60分足 2014年9月12日から2015年2月2日まで
単位:ドル / トロイオンス

チャート出所:マーケットスピードより楽天証券作成

米GDPをきっかけに買い戻し(2015年2月2日(月)掲載分より)

米GDPが予想の3%の市場予想に対して、2.6%と大きく下振れしたことから再び1,280ドル台まで大きく戻して一週間を終えました。このところの米経済指標は不調なものが多く、また欧州の問題は全く解決されたわけではなくゴールドに対するsafe havenの需要は根強く続くものと思います。短期的にはComexの投資家ポジションの増加、そして長期的な視野からは今年に入ってからの数年ぶりのGold ETFの残高の急増が何よりもマーケットの雰囲気の変化を物語っていると思います。金曜日の上げはまさにそういう雰囲気をそのまま映し出したようなマーケットとなりました。木曜日の下げが続かないところが、地合いの違いを感じます。

CFTC Commitments of Traders Report as of 27 Jan 2014(2月2日(月)掲載分より)

出所:筆者執筆「Bruce Report(ブルースレポート)」2月2日掲載分より

投資家ロングは627 トンから709トンへ大幅増加が続いています。資金逃避がゴールドに向かっています。

ロング解消の売りで貴金属下落(2015年1月30日(金)掲載分より)

欧米で貴金属がすべて大きく売られました。欧州のイベント(スイス、ECB、ギリシャ)そしてFOMCが一通り終わり、ロングのポジション整理が入っているようです。特にFOMCは粛々と正常化に向かっているということがそのきっかけですね。ただこのレベルは旧正月前のアジアの需要を刺激するのではないでしょうか。今日の実需の動き、そしてCMEのkilo bar futuresも始まって初めての大きな価格の下げであり、その動きが気になります。ちょっと売られすぎかな。とりあえず膨らんだポジションの整理でしょう。

FOMC声明で若干の下げ(2015年1月29日(木)掲載分より)

FOMC後の総裁会見が日本時間の朝4時からでしたが、それまでは基本的に1,290ドルを中心とした狭いレンジでの小動きでした。発表された声明は利上げに際して「辛抱強くなれる」との姿勢を維持し、インフレ率はさらに低下すると予想しながらも、景気と労働市場の判断は引き上げたものでした。(economic activity has expanded at a solid pace - 前回は moderate paceという表現でした)

No big surpriseですが、現在の欧州を中心とした緊張状況にもかかわらずFRBのスタンスは大きく変わらずということで、ゴールドは1,290ドル近くから1,280ドル割れまで売り込まれ、その後1,280ドル台半ばまで戻しています。

LBMA 相場予想(2015年1月29日(木)掲載分より)

出所:筆者執筆「Bruce Report(ブルースレポート)」1月29日掲載分より

LBMAの会員各社アナリストの相場予想平均が出ました。現在のマーケットと較べる

ゴールドとシルバーは弱気、プラチナ・パラジウムは強気ですが、あまり大きな動きは期待していないようです。

米経済指標悪化で上昇&今晩のFOMC(2015年1月28日(水)掲載分より)

昨日のアジアはComex Silverの1,200lotものstop lossの売りから始まりました。17.90から一気に17.52まで一瞬にして下げすぐに17.70まで戻しその後はじわじわと一日かけて上昇していきました。この影響でゴールは1,280ドルから1,272ドル台まで下げましたが、ゴールドもここからじわじわと上昇しました。ニューヨークでは米耐久財受注が予想を大きく下回り(0.6%に対して-0.8%)、またMicrosoftやキャタピラーの決算がよくなかったこともあり、株価が大きく急落、ゴールドは買われることとなり1,290ドルを回復、一時1,297ドルまで上昇しました。昨夜から今月のFOMCが始まり、明日の早朝日本時間4時に政策金利発表となります。現在の状況を考えるとやはりFRBは慎重な態度を表明することになると思われ、金利の変更はまだまだ先のことになるのではないでしょうか。とするとやはりゴールドはまだ上昇余地があると思われます。

材料で尽くしでロング解消売り?(2015年1月27日(火)掲載分より)

ECBの量的緩和発表とギリシャの選挙が終わったことから、とりあえずのイベント終了である程度safe haven buyingからの売り戻しでしょうか、昨日はゴールドは下げで1,280ドルまで下げてニューヨークは終わりました。ユーロはこの選挙結果を受けて、アジアのオープニングで一時1.11を割り込みました。今年中に1.11くらいまでユーロは下げてもおかしくないと思っていましたが、年初一ヶ月にしてそこまで下がってしまいました。引けにかけて1.12まで戻しましたが。ギリシャの選挙結果もあり、やはりユーロはまだまだ波乱がありそうですね。昨日はユーロの買戻しとともにゴールドが下がりました。ただまだまだこれからだと思います。ギリシャもユーロも。

(昨日のゴールドとユーロの動き)
NY金 先物 (2015年 期近)左軸  ユーロドル 右軸
30分足 2015年1月19日から2月2日まで
単位:NY金 ドル / トロイオンス ユーロドル ドル / ユーロ

チャート出所:楽天証券作成

昨日は銅が一時5,300ドル台まで急落、その後5,600ドルまで上げるという激しい動きになり、それに影響されてプラチナ・パラジウムが下落、パラジウムと特に銅との関連が非常に強くなっており、パラジウムもほぼ同じ動きをしています。

(昨日のパラジウムと銅価格の動き)
NYパラジウム 先物 (期近)左軸  NY銅 先物 (期近)右軸
30分足 2015年1月19日から2月2日まで
単位:NYパラジウム ドル / トロイオンス NY銅 セント / ポンド

チャート出所:楽天証券作成

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