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「柴田法則」個別銘柄分析6月第1週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析6月第1週

2010/6/7
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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7012 川崎重工業 東証1部

2007年7月23日の570円を高値に下降トレンド(A)を形成し、この中で2008年6月6日の369円の戻り高値のあとリーマンショックで再暴落となり、2008年10月27日の117円で底打ちとなりました。ここで、220円台を高値に4カ月程もみあったあと、2009年2月24日の144円を2番底に2009年3月4日に172円で買転換が出現して、下降トレンド(A)を上に抜け2009年6月19日の291円まで上昇しました。ここから、調整入りとなって2009年11月20日に198円まで下落し、再上昇となって今年4月27日には2009年6月19日の291円を抜いて298円の年初来高値更新となりました。4月27日の決算発表では11年3月期は、機械や鉄道車両など受注残の消化が順調に進み黒字転換となります。4月30日には、NY地下鉄車両を81億円で受注したと発表しましたが、材料出尽しとなって5月26日には236円まで下落しました。しかし、5月28日(金)はワシントンの交通局から地下鉄車両426両の約810億円という過去最大規模の受注を受け△12円の262円となっています。この材料はまだ織り込んでおらず、下げれば押し目買い有利となります。

川崎重工業

7951 ヤマハ 東証1部

2007年4月23日の2,910円を高値に下げ角度を(1)→(2)→(3)と大きくしたあと、2008年9月16日の1,985円からリーマンショックで暴落となり2008年11月21日に742円の安値をつけました。ここから、2009年1月7日の948円まで反発したあと下向きの三角保ち合いとなって、この中で2009年3月3日に730円で底打ちとなって上放れし、2009年5月8日に1,282円の高値となりました。ここから、2009年7月13日の1,026円まで押し目を入れて再上昇となり、2009年8月6日に1,274円でダブル天井となって大きく下落し2009年11月30日には865円まで下落しました。この2009年11月30日の865円からの上昇で、今年1月15日の1,265円、4月5日の1,295円と2山形成したあと5月6日に1,094円で売転換が出現し、2009年11月30日の865円からの上昇トレンドを下に切って今年5月27日に891円まで下落しました。この水準は2009年11月30日の865円を終値で切るといったんの損切り前提に買い有利となります。業績は、中国でピアノ販売を中心に2ケタの増益で今期黒字転換の見通しですが、中国の金利引き上げ観測から景気先行き懸念が生まれ、中国関連銘柄が大きく下げています。しかし、900円水準はリバウンド狙い有利といえます(5月28日)。今週になって、6月2日(水)に928円まで下落し、6月3日(木)は△36円の947円となって短期の買転換出現となり、週末6月4日(金)は▲5円の942円でした。円安基調が続けば、1,100円に向かう動きとなります。

ヤマハ

1379 ホクト 東証1部

2008年1月22日の1,572円の安値から2008年8月6日の2,985円まで上昇後、リーマンショックで2008年10月27日の1,923円まで下落しました。その後、2009年1月9日の2,860円まで反発後再急落となって2009年3月12日の1,605円と上昇トレンド(A)を下に切る動きとなりました。そのため上昇力は弱くなり、2009年9月24日の2,220円まで戻したあとは2009年11月24日の1,811円まで下げて、ここから下値切り上げる直角三角形の保ち合いとなったあと下放れとなって今年5月26日の1,653円となりました。普通は、安値圏で下値を切り上げる直角三角形の保ち合いとなると上放れする確率が高いのですが、ここで下放れするということは今後大きな上昇相場になりにくいことを意味します。過去3年と今期の業績をみる限りは円高傾向によってキノコの売上好調であり、高配当(3.1%)でありながらチャートの形が魅力ないのは、すでに将来を織り込んできたということかもしれません。当面は、1,600~2,000円のボックス相場となっていく可能性があります。1,700円を割れば買い有利となります。

ホクト

1963 日揮 東証1部

2008年5月30日の2,345円の高値から(1)→(2)→(3)と下げ角度を大きく変化させ、(3)の2008年9月1日の2,160円の高値からリーマンショックで暴落となり、2008年10月28日の785円で底打ちとなりました。ここから上昇トレンド(A)を形成し、2009年10月15日には1,949円の戻り高値をつけました。ここから2009年11月27日に1,516円まで下落したあと、今年1月20日の1,805円までの高値がありましたが、ここから5月7日の1,485円までの基本的な動きは柴田罫線で「右半円形転換の奥義」といって、上昇中の下げ(2009年11月27日の1,516円)からの戻りで円形に下げ(B)、戻りの基点である1,516円を下に切ると「売り」という法則です。5月7日に1,485円で2009年11月27日の1,516円を切ったあと、上昇トレンドライン(A)に支えられていったん5月14日の1,620円まで戻しましたが、再下落となって上昇トレンド(A)を下に切って5月27日には1,379円まで下落しました。5月14日の決算発表で、2011年3月期の連結純利益の見直しが前期比△22%の330億円と市場予想を上回ったことで1,620円まで戻しましたが、すぐに上昇トレンド(A)を切ってしまいました。チャートの形は悪く、当面1,300~1,600円のボックス圏の動きが想定されます。ボックスの下限で買って上限で売るという投資法になります(5月28日)。今週は、6月2日(水)に1,386円まで下げて6月3日(木)に1,438円となって短期の買転換が出現しましたが、1,500円台からは上値は重くなります。

日揮

7733 オリンパス 東証1部

2007年10月9日の5,320円を高値に下降トレンド(A)を形成しました。この中で、2008年3月17日の2,590円まで急落したあと戻りに入るものの、2008年5月2日の3,660円、2008年6月18日の3,760円、2008年8月12日の3,760円と3尊天井を形成し2008年9月15日に3,240円で売転換出現となったあと、リーマンショックが起こり暴落となりました。2008年10月28日の1,466円でいったん反発して、2009年1月7日の1,978円まで上昇するものの再下落となって2009年2月24日の1,210円で底打ちとなりました。ここから、上昇トレンド(B)を形成しV字型の回復となりましたが、2009年12月25日の3,100円をピークに高値圏でのもみあいとなり上昇トレンド(B)を横に切ってしましました。今年になって、4月2日の3,080円まで戻すものの、上昇トレンド(B)が上値抵抗ラインとなって作用し4月23日に2,814円で売転換出現となりました。ここで、ギリシャ問題からユーロ圏の信用不安となってユーロが急落し、急激な円高となったことでヨーロッパへの輸出比率の高い同社は急落となって5月25日には2,201円まで下落しました。この安値水準でもみあって、5月31日に2,376円で短期の買転換となりました。今期の業績は、小幅ながらも増収増益見通しとなっており、ユーロが落ち着けば、いったんリバウンドするところです。下値2,000円台、上値2,600円台というところです。現水準から下は、リバウンド狙いの買いとなります(5月28日)。今週の動きは6月2日(水)に2,295円の押し目を入れて6月3日(木)は△71円の2,401円となり、週末6月4日(金)は▲17円の2,384円でした。1つ目の上値ポイントは2,600円台となります。

オリンパス

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