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「柴田法則」個別銘柄分析5月第5週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析5月第5週

2010/5/31
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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8227 しまむら 東証1部

2008年4月7日の10,200円の高値から、2008年7月2日の5,960円まで急落し2008年9月2日の5,840円でダブル底となって、リーマンショックに巻き込まれず逆行高となりました。好業績を評価されたものでしたが、2008年11月20日の8,120円、2008年12月11日の7,980円とダブル天井のような形をつけたあとは、急落となって2009年の3月12日の4,600円まで下落しました。しかし、業績は好調を維持し続けていることで急騰となり、高値圏で2009年7月28日の8,820円、2009年10月5日の9,200円、2010年1月4日の8,990円と3山を形成しました。ここからの調整で3月4日の7,610円まで下げたものの、2009年11月25日の安値7,550円を切らなかったことで三尊天井は確定せず、3月15日に7,970円で買転換が出現して4月27日の9,630円の年初来高値更新となりました。この高値水準で、(1)4月12日の9,470円、(2)4月27日の9,630円、(3)5月13日の9,420円と日足での三尊天井となって、5月21日に8,680円で売転換となりました。来期の業績も増益見通しであり、押し目買い有利といえます。基本は、3月4日の7,610円から、4月27日の9,630円までの上昇幅の二分の一押し(8,620円)ですが、ここは5月21日に8,680円で売転換が出現した水準ですので、三分の二押し(8,284円)水準以下を待つところです。ただし、3月4日の7,610円を切ると3月12日の4,600円からの上昇トレンドを切ることになりますので、いったん損切りをして底打ちを確認して買い直しとなります。

しまむら

7912 大日本印刷 東証1部

2007年4月23日の1,984円の戻り高値をピークに、下向きの末広がり三角形型(A)の調整となり、この中で2008年8月15日の1,571円の高値から、リーマンショックとなって2008年10月27日の925円まで下落しました。ここから、2008年11月10日の1,214円まで自律反発したあと、ここを基点に下向き先細三角形の保ち合い(B)となって、この煮詰まったところで2009年3月4日の774円で底打ちとなりました。2009年3月13日には836円で買転換となって急伸し、2009年6月12日の1,273円でいったん上値ラインにあたってもみあい、その後上放れて2009年8月10日の1,407円まで上昇しました。ここで売転換が出現して、2009年11月27日の1,026円まで下落したあと再上昇となり、今年4月21日の1,368円まで上昇したものの日経平均の急落で4月28日に1,287円で売転換となり、5月25日(火)は1,102円まで下げてきました。5月26日(水)には、決算発表で2011年3月期に500億円のコスト削減目標を掲げ、2期連続で2ケタ営業増益を見込むということで△12円の1,114円と少し反発しました。このまま大きく戻れば別ですが、2009年3月4日の774円と2009年11月27日の1,026円を結ぶ上昇ラインを切りましたので戻しても1,200円からは上値は重くなります。目先は2009年11月27日の1,026円が下値ポイントとなります。

大日本印刷

6448 ブラザー工業 東証1部

現在の株価の動きは、2007年7月24日の1,898円からの下降トレンド(A)の中にあります。この下降トレンド(A)の中で、2008年6月6日に1,657円を戻り高値に、9月にリーマンショックが起こって暴落となり、2008年12月28日の420円で底打ちとなりました。ここから、上昇トレンド(B)を形成し上げ幅を順次縮小する3段上げとなって、今年4月27日に1,184円で当面のピークとなりました。つまり、一段上げが2008年12月28日の420円→2009年6月15日の964円、二段上げが2009年7月13日の754円→2009年9月17日の1,127円、三段上げが2009年11月20日の903円→2010年4月27日の1,184円となっています。上げ幅が(1)544円→(2)373円→(3)254円と縮小しているのがわかります。こういう三段上げは三段の縮小型といって、いったんの相場は終了することを意味します。三段の縮小型として今年4月27日の1,184円で当面のピークとなり、5月7日に1,056円で売転換が出現して、5月25日(火)には917円まであって▲18円の928円となっています。5月26日(水)には、前日に10年9月の中間決算の上方修正を発表したことで1,023円まであって終値は△48円の976円となりました。この上方修正が強力な材料となって、1,100円台にのってくれば別ですが、そうでなければ戻り売りとなって1,100円からは上値は重い展開となります。

ブラザー工業

6807 日本航空電子工業 東証1部

高値圏での三角保ち合い(A)の中で、2007年12月27日の1,810円の高値から急落となって下放れし、2008年3月25日の695円でいったん止まりました。ここから、2008年6月6日の1,063円まで戻すものの、9月にはリーマンショックが起こって再急落となり2008年10月28日に291円で底打ちとなりました。その後、終値ベースで326~439円のボックス相場が続き、2009年2月2日の335円を安値に反発となって2009年3月27日の560円まで上昇し、緩やかな上昇トレンドとなって2009年7月29日の667円でいったんピークとなり2009年10月28日の447円まで下落しました。ここから再上昇となって、上昇トレンド(D)の中で今年1月25日の732円、4月29日の748円と2山形成して下落となり、5月6日に664円で売転換となって5月25日(火)に556円まで下げて終値は▲9円の562円でした。5月26日(水)は、外資系証券が連結営業利益の大幅増益見通しのもとに投資判断を「中立」→「買い」としたことで△30円の592円となりました。上昇トレンド(D)の下値ラインに接近して反発した形です。550円以下あれば押し目買い有利といえます。

日本航空電子工業

3407 旭化成 東証1部

2007年10月17日の977円の高値からサブプライム問題で世界同時株安となり、2008年3月17日の484円まで下落しました。いったん2008年5月20日の639円まで戻るものの再下落となってリーマンショックもあり暴落となって2008年10月27日の290円で底打ちとなりました。2008年11月5日の436円まで反発したあと上値を切り下げる三角保ち合い(A)の形となって2009年2月26日の298円で290円に対するダブル底のような形となって上昇トレンド(B)を形成して現在に至っています。この上昇トレンドの中で、2009年11月27日の402円の安値から今年4月30日の539円まで上昇し、日経平均の急落につれ安し5月21日に483円で売転換出現となりました。業績をみると10年3月期の連結経常益は前期比△73.4%で11年3月期も前期比△37.5%の拡大見通しです。電子コンパスやリチウムイオン電池などの材料もあります。これを前提とすると2009年11月27日の402円から今年4月30日の539円までの上昇幅の二分の一押し(471円)から三分の二押し(450円)が下値のポイントになるところですが日経平均がさらに調整するようですともう一段下の430円台までとなります。何か悪材料がでて402円を切ると損切り対応を考えるところです。

旭化成

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