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「柴田法則」個別銘柄分析5月第2週
出島 昇
柴田法則個別銘柄分析
柴田罫線をよく知っていただくため、毎週5銘柄の柴田罫線による分析をご紹介します。銘柄は東証1部の銘柄を中心に直近の出来高上位銘柄や話題になっている銘柄、又、柴田罫線の法則がわかり…

「柴田法則」個別銘柄分析5月第2週

2010/5/10
出島昇氏が「柴田罫線」というテクニカル分析をベースに、株式相場の分析、また今後の見通しなど幅広い情報提供をおこなってまいります。お客様の投資のヒントにお役立てください。
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7269 スズキ 東証1部

4月26日(月)に、2010年3月の四輪車生産・国内販売・輸出実績を発表し、世界生産は△24%の25万8,967台と5カ月連続の増加、単月では過去最高となったことで△81円の2,014円となりました。他の自動車メーカーからは出遅れていますが、チャートの形はあまりよくありません。2007年11月7日の3,790円からの下降トレンド(A)の中で、2008年10月28日の1,067円、12月5日の1,037円、2009年1月26日の1,156円と三点底(逆三尊)となって急反発し、下降トレンド(A)を上に抜けました。2009年3月30日の1,607円から、角度のやや緩やかな上昇トレンドへ移行(B→C)し、この中で2009年8月3日に2,485円で当面のピークとなって、この上昇トレンド(C)を下に切って2009年10月5日には1,945円まで下落しました。ここから反発するものの、2009年12月9日の2,395円までとなって2009年8月3日の2,485円に対する2番天井の形となり、2009年10月5日の1,945円の安値を切って今年2月25日には1,863円まで下落しました。目先の上値抵抗ゾーンは2,100円~2,140円のところです。ここを抜けると2,300円を目指しますが、そのためにはもう一段の円安(95円以上)が必要となります。(4月27日時点)

結局、もう一段の円安へは進まず4月30日の2,000円までが精一杯で5月6日に1,867円で再び売転換となり5月7日(金)の終値は1,831円となって2月25日の1,863円を切ってきました。当面の下値ポイントは1,774円となります。

スズキ

7751 キヤノン 東証1部

4月26日(月)の大引け後、2010年12月期の連結決算は純利益が前期比△82%の2,400億円になりそうだと発表。将来予想の2,000億円から引き上げたものの、織り込み済みの可能性。チャートでは、2007年6月25日の7,450円を高値に下降トレンド(A)を形成していましたが、2009年3月9日の2,115円で底打ちとなり、2009年4月13日の3,270円まで自律反発となりました。ここから、2009年4月28日の2,780円まで押し目を入れて緩やかな上昇トレンド(B)を形成し、下降トレンド(A)を上に抜けました。その後、2009年11月27日の3,180円を安値にして、角度の大きい上昇トレンド(C)に移行し、現在この上昇トレンドの中にあります。この上昇トレンド(C)の中で、今年の2月1日の3,425円の安値をつけ2月17日に3,710円で買転換出現となって4月5日には4,520円の年初来高値更新となっています。4,600円から上は抵抗ゾーンとなるところですので、ここを上に抜いていくにはもう一段の円安が必要となります。4月22日に4,165円まで下落して、反発していますが、好決算に反応しなかったことで、いったんの調整の可能性があります。4月22日の4,165円を終値で切ってくると、2月1日の3,425円から、4月5日の4,520円までの上昇幅の二分の一押し水準(3,970円)くらいまでの下落も想定されるところです。4月の最後にもみあったあと連休明けの5月6日に4,220円で売転換が出現し5月7日(金)は▲165円の4,055円の続落となりました。4,000円を大きく切ってくればリバウンド狙いの買い下がりとなります。

キャノン

6674 ジーエスユアサコーポレーション 東証1部

4月26日(月)の大引け後、2010年3月期の連結純利益が、前期比△54%の65億円と発表、従来予想の▲17%の35億円から一転して2期連続過去最高益を確保したということや、年間配当を5円から6円に引き上げたことで、本日(4月27日)は697円まで買われ終値は683円でした。自動車に搭載される鉛蓄電池の販売が東南アジアで伸びているということです。しかし、チャートの形は、昨年8月13日の戻り高値928円からの下降トレンドの中の動きとなっており、700円からは上値は重い展開が想定されます。2008年1月22日の195円の安値からのチャートの動きをみてみると、2008年6月19日に630円まで上昇し、押し目を入れて2008年8月27日に585円の2番天井をつけたあと、リーマンショックで暴落となり、2008年10月28日の182円となって2008年1月22日の195円の安値を更新しました。ここから短期の上昇トレンド(A)を形成して、2009年1月8日の562円まで上昇後、この上昇トレンド(A)を下に切って2009年2月23日に363円の安値をつけました。チャートの形としては、2008年6月19日の630円、8月27日の585円、2009年1月8日の562円と順次アタマを低くする三尊天井となっており、2009年2月23日の363円まで下落したあと、この2009年2月26日に412円で買転換が出現し、電気自動車向けのリチウムイオン電池が市場のテーマにのり暴騰となりました。チャートの形では、「三尊天井の崩れ型」という暴騰型ですのでピッタリはまった形でした。2009年6月18日の1,228円で高値をつけ、2009年7月14日の688円まで急落し、ここから2009年8月13日の928円まで戻したあと下降トレンド(B)を形成しています。この中で、今年2月9日に527円の安値をつけて反発し、本日は697円まで上昇しました。700円から上は重く、いったん下落するところです。5月7日(金)は▲29円の623円となっています。600円以下は買い下がり有利と考えられます。

ジーエスユアサコーポレーション

6502 東芝 東証1部

チャートをみると、現在の株価は2007年7月24日の1,185円からの下降トレンド(A)の中にあります。この中で2008年の6月4日の戻り高値953円をつけたあと、リーマンショックで暴落となり2009年2月23日の204円で底打ちとなりました。ここから上向きの末広がり三角形の形で上昇してきており、この中で2009年10月23日の572円で高値をつけ2009年11月27日に426円まで下げて、2010年の1月15日に547円で2番天井のような形となりました。ここからの下落では円高進行を嫌気して末広がり三角形の下値斜線を切って2月9日に408円の安値をつけましたが、この水準でもみあって2度の買転換が出現し(2度目は3月23日の466円)そのまま上昇となり4月26日(月)はIHIと原子力事業で今秋にも会社設立と報道されたことで、一段高となり翌日(4月27日)は552円まであって終値は548円となって今年1月15日の547円を1円上に抜きました。目先は560円から上はフシになるところであり、このまま上昇するにはさらに材料がほしいところです。5月7日に前期の決算発表がありますが、上方修正の見込みですでに織り込んできているとみてよく、内容次第では材料出尽くしとなっていったんの調整も考えられるところです。本格的な上昇は昨年10月28日の572円を終値で抜いてから(その場合2007年7月24日の1,185円からの下降トレンドを上に抜ける)というところです。結局、日経平均の急落によって連動して下げてきました。5月7日(金)は▲6円の521円となりました。500円を大きく切ってくれば格好の買い場となります。

東芝

7102 日本車輌製造 東証1部

2008年1月22日の159円の安値から短期の上昇トレンド(A)を形成し、2008年6月5日の305円まで上昇したあと三角保ち合い(A)となって上放れし2008年8月18日には348円まで上昇しました。その後、リーマンショックで暴落となり2008年10月10日の181円で底打ちとなりました。この181円からジリジリと円形に上げ、長大陽線の基点(この場合は2008年6月5日の305円)を上に抜ければ暴騰という形です。柴田罫線では「右半円形転換の奥儀」といって下げの老境(最終段階の下げ)や大幅急騰後のジリジリとした円形の戻りの場合に適用する法則です。2008年10月10日の181円の底打ちのあと、2008年10月20日に220円で買転換が出現してジリジリと丸く上げ、2008年8月18日の348円を突破して急騰となり、2009年8月14日には662円までの上昇となりました。

この時はアメリの高速鉄道の受注をめぐる期待から新幹線の車輌を生産する日本車輌が買われました。この水準でもみあって売転換が2009年9月28日の584円で出現して2009年11月27日の451円まで下落しました。ここから反発し、再び売転換となって今年3月12日の520円まで下落し、4月27日に584円で今度は買転換となりました。このように短い間に売買法則が交互に出現する時は保ち合い状態にはいっているのを示します。結局、現在は2009年8月14日の662円と今年1月26日の629円を結ぶラインと2009年11月27日の451円と今年3月12日の520円を結ぶラインで三角保ち合いの形成しています。今年1月26日の629円を上に抜けると上放れとなり、3月12日の520円を切ると下放れとなります。結局4月28日に552円でろあ売となって三角保ち合いを下放れし、5月7日(金)は▲15円の502円となりました。昨年の11月27日の451円に対するダブル底のような形となるかもしれません。

日本車輌製造

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