今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは153.95円
↓下値メドは152.50円
日本経済:日銀生活意識調査 1年後の物価上がる「90%」。経済良くなる「8% 」
株式市場:米株式市場は、今後何年も続くバブルの最初の段階
中国市場:アップル、スタバ、マクドなどが中国市場で急速にシェア失う
FRB:米経済が減速しているのに利下げしないのは「利上げと同じ」
貿易収支:第1四半期で貿易赤字だった国は、世界で日本と南アフリカだけ
前日の市況
10月28日(月曜)のドル/円相場の終値は153.28円。前日終値比0.95円の「円安」だった。
27日に行われた衆議院選挙では、自民・公明連立の議席数は215議席にとどまり、2009年以来の与党過半数(今回は233議席)割れとなった。政権維持のために連立の拡大を模索する石破首相は、連立相手の財政拡大や減税の要求を呑む可能性が高く、これを好ましい動きと捉えた株式市場は上昇した。
しかしFX市場では、日銀の追加利上げが遠のいたことや、財政健全化の後退による日本国債格下げのリスクを懸念して円安が進んだ。一方、立憲民主党政権になった場合は、減税よりも増税の可能性がある。立民の野田代表は金融所得課税の強化を主張している。
2024年216営業日目は、先週末NY終値(152.33円)から0.50円の円安水準の152.85円からスタートした。衆院選挙の結果を受けて石破首相退陣の噂がでるなか東京時間昼前に23日の高値(153.19円)を超えて153.87円まで円安に動いた。もっとも今後の政局はまだ不確定要因が多い。マーケットは今週の日銀会合や雇用統計を控えてポジションを大きく傾けることに慎重で、円安は7月31日の高値(153.90円)に届く前に勢いを失った。
夜遅くには152.40円まで円高に動いてこの日の安値をつけたが、米連邦準備制度理事会(FRB)利下げ予想の見直しによる米長期金利の上昇を受けて再び153円台に戻した。24時間のレンジ幅は1.47円。
今週前半のドル/円 サポートとレジスタンス、ブルベア転換点
レジスタンス:
157.10円 07/23 H
155.99円 07/24 H
155.22円 07/30 H
153.90円 07/31 H
153.87円 10/28 H
サポート:
152.40円 10/28 L
151.46円 10/25 L
150.97円 10/23 L
150.49円 10/22 L
149.09円 10/21 L
短期:(高値+安値)x 1/2 =146.73円
9月15日から10月28日までのレンジは、139.58円から153.87円。
レンジ幅は、14.29円。
高値と安値の50%(中間点)は、146.73円。現在のレートは中間点よりも「円安」。
高値と中間点の50%は、150.30円。現在のレートはこの水準よりも「円安」。