今日の為替ウォーキング
今日の一言
投資とは、想定力、対応力。相場は何が起こるかわからない。対応する力をつけましょう
Beat's So Lonely
FRBが考える雇用市場の問題とは、雇用者数が増えることではなく、求人数に対して雇用者数が足りないことだ。従業員繋ぎ止めのために企業はより高い賃金を払う必要が生じ、そのコストは最終的に価格に転嫁されてインフレ率が下がらないことがFRBの悩みなのだ。
最近は、人手不足問題の軽減手段としてセルフレジが急速に普及している。セルフレジは、自分の買い物を自分でスキャンしてレジに読み取らせて会計をするものだが、感染対策にも良いとして日本でもコロナ禍の時からコンビニなどで積極的に導入されている。
レストランなどの飲食店では、水のセルフサービスは以前からあったが、最近では料理も客が自分でテーブルに運ぶシステムが増えている。配膳と会計だけではなく、料理まで客につくらせる店も現れた。セルフサービスは、客側にとっても気楽な面があるが、労働という観点でいえば、客が店の仕事を「無料で」代行しているのと同じだ。つまり、客がセルフサービスを利用すればするほど、従業員の実質平均時給は上がることになる。
9月雇用統計の予想とポイントは、「FRBもだまされた?米雇用統計を信用してはダメ!9月米雇用統計 詳細レポート」をお読みください。
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