解散総選挙の後、石破政権はどうなる?
二つのシナリオが考えられます。株式市場にとってプラスになる展開とマイナスになる展開です。まず株式市場にとってプラスになる展開、つまり外国人がさらに日本株を買い増ししたくなるシナリオは以下です。
◆株式市場にとってのバラ色シナリオ
【1】石破首相の元、自民党が結束
【2】自民党の支持率が上昇
【3】衆院選で自民党が勝利。
【4】新政権が経済対策・外交で強いリーダーシップを発揮
上記は、株式市場にとってのバラ色シナリオです。そうなるかもしれないと思う外国人が増えれば、外国人の買いによって日経平均は再び4万円を目指して上昇していくことになると思います。
一方、株式市場にとっての悲観シナリオは以下の通りです。
◆株式市場にとっての悲観シナリオ
【1】新総裁の元に自民党が結束できず分裂続く
【2】自民党の支持率の低迷続く
【3】衆院選で自民党が敗北
【4】弱体化した政権下で思い切った政策を打ち出せない
上記の悲観シナリオに近い展開になると思う外国人が増えれば、外国人は日本株を売り、日経平均は再び大きく下がることになるでしょう。
今後の政治イベントから、目が離せない展開が続くと思います。11月5日に米大統領選があります。共和党が勝つか、民主党が勝つかによって、世界の株式市場に大きな影響が及ぶと思います。それについては、後日、解説します。
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