まつのすけ、今月の注目銘柄!

Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)[NISA成長投資枠]

どんなファンド?:S&P500トップ10指数(税引後配当込み、円換算ベース)に連動する投資信託です。原則として為替ヘッジはなく、円安になるとプラス、円高はマイナスの影響があります。

 組入銘柄は、マイクロソフト、アップル、エヌビディア、Amazon.com、アルファベット、メタ・プラットフォームズ、バークシャー・ハサウェイ、テスラ、ユナイテッドヘルス・グループ、ジョンソン&ジョンソン、ケンビューです。

注目ポイント!:S&P500の時価総額上位10社の株式に集中投資する投信で、信託報酬は年0.10725%(税込)です。

 浮動株調整後の時価総額の加重平均です。原則として毎年6月に構成銘柄が見直されて、構成比率が年4回リバランスされます。

 なお、1社で複数のクラス上場、分離・独立などの理由から、構成銘柄数が10を超えることがあります。

 類似投信と比較すると、金融・消費財コングロマリット、ヘルスケア、医薬品、衛生日用品などの企業が入っているのが特徴です。

 メガテックだけではなく、業種を分散させたい場合は選択肢となります。ただし、AIバブルのような相場では、マグニフィセント7やFANG+に劣後する可能性があります。

まつのすけ、今月のがっかり

 6月は保有している投資信託で好調な銘柄が多く、全世界株指数やS&P500をアウトパフォームできました。

 しかし、中旬からの半導体関連投信で、大幅反落が直撃してしまいました。移動平均線からの乖離(かいり)率が跳ね上がり、過熱感は否めなかったので、一部スイッチングも選択肢だったかもしれません。

 大統領選挙のサイクルでは9~10月は軟調なことが多いので、その下げはうまく回避したいと考えております。