2024年6月時点の、タイプ別ポートフォリオを解説!

グロース系ファンドを増やし、利益増!

 6月は中国株の値動きが重くなってきたことから、危険回避のために香港ハンセン指数ファンドを売却しました。また、一部レバレッジ投信・バリュー投信を売却し、S&P500、半導体、メガテック株関連の投信を購入し、ポートフォリオを微調整しています。

 6月はグロース株が堅調で好パフォーマンスでした。また、米国ハイテク関連株は7月も好成績の傾向です。例えば、米国株ETF(上場投資信託)「テクノロジー・セレクト・セクターSPDRファンド(XLK)」は、過去15年は勝率100%で平均+4.6%です。

 ただし、米国大統領選で、現職大統領の政党が敗北する場合、9~10月は波乱が生じる可能性があるので、調整に注意する予定です。

2024年6月時点の、エリア別ポートフォリオを解説!

 

全米のファンドに寄せて利益増!

 6月は米国株ならびに世界株投信を購入しました。S&P500のEPS(1株当たり利益)コンセンサスでは、第2四半期のEPS成長率は、2021年以来の高水準になることが予想されています。米国以外の地域は不安定要素が多いため、当面は米国一強が続くと想定しています。

 AIブームのど真ん中銘柄はこれまで高パフォーマンスですが、ハイテク関連は値動きが荒いのが特徴。できるだけリスクを抑えたい場合は、米国の株式に広く投資している「楽天・S&P500インデックス・ファンド」を入れて調整するのも手です。