日経平均株価がついに4万円を突破!
去る2月22日、日経平均株価がバブル時の高値を更新して初の3万9,000円台に乗せたのもつかの間、3月4日には4万円を突破しました。
2月22日の急上昇にも驚きましたが、日経平均4万円まであとわずか10円まで迫った3月1日の急上昇も同じく驚きました。
それほどまでに2024年に入ってからの日本株の勢いはすさまじく、さらなる上昇を期待せざるを得ません。
その一方、急ピッチな上げに対する警戒感も高まっており、日本株を買いたいが、果たして今から日本株を買っても大丈夫?という個人投資家の声が聞こえてきます。
それに対する筆者の答えは「そんなこと聞かれても分かるか!」です。
株価はいつまで上がるか、いくらまで上がるかなど分からない
特に初心者の方からすれば、「そんないい加減な答えがあるか!」「なんて冷たい回答なのか!」と憤りを持たれるかもしれませんが、実はそうではありません。最大限の優しさを持った極めて適切な回答と筆者は自負しています。
つまり、「株価はいつまで上がるか、いくらまで上がるかなど誰にも分からない」、まずはこの事実をしっかりと理解し、その上でどうすればよいかを考えなければならないのです。
実際、2024年に入って株価が急騰し、バブル時高値をあっさり超えて3月はじめに4万円に到達するなど、誰が予想していたでしょうか? 少なくとも筆者はそれを正しく予想していた人を知りません。
ですから筆者も、株価がこれからいくらまで上がるか、という観点で株を買うことはありません。現に2024年に入ってからの上昇がバブル時高値を軽々超えてくるとは夢にも思わず、「大して上がらないだろう」と見くびって、新たに株を買うことができなかった個人投資家が大半なのではないでしょうか。
筆者が株を買うかどうか判断するときに考えていることとは?
株を買うかどうか、筆者が決断する際に重視する要素はいくつかありますが、最も根幹にあるのは「今買ったらどれくらい損失を被る可能性があるか?」を踏まえて決断するということです。
投資初心者の方や、コロナ・ショック後に株式投資を始めた方は、大規模な下落を経験していないため、株を買う時に「その株が上がること」しか考えていない方が大半だと思います。
しかし筆者は、株を買う時、もちろんその株が上がることを期待してはいるのですが、「下がったらどうするか?」も同時に考えるようにしているのです。
具体的に言えば、25日移動平均線からの乖離(かいり)率が大きいかどうかです。
筆者は原則として25日移動平均線を割り込んだら売却するというルールを用いています。そのため、そもそも25日移動平均線から大きく上方に乖離している株を買い、その後株価が下がった場合、25日移動平均線を株価が割り込む頃にはかなり損失が膨らんでしまいます。
ですから25日移動平均線からの乖離率が大きい銘柄は新規に買わないようにしているのです。
25日移動平均線からの乖離率が大きくなればなるほど、株価が下落する可能性が高まりますので、高値つかみを避け、想定外の損失を避けるためには有用と思います。
この観点からみれば、現在株価があまり上がっておらず出遅れている銘柄については、ここから買いの手が回ってくるかどうかは不明なものの、25日移動平均線からの乖離率が小さければ、25日移動平均線割れで損切りすることで少なくとも大きな損失は避けられる、という考えから投資対象とすることができます。
ただ、筆者は出遅れ銘柄があまり好きではないので、上昇が続く銘柄が押し目を付けて25日移動平均線に近接するのを待って買うことが多いです。
マーケット全般の過熱感もチェックしたい
買い時かどうかを考えるにあたり、マーケット全般の過熱感も同時にチェックしたいところです。ポイントはいくつかありますが、例えば次のようなものです。
- 25日騰落レシオが高騰していないか?
- 日経平均の25日移動平均線からの乖離率が大きくなっていないか?
- 信用評価損益率がプラス域に近づいていないか?
- 年初来高値更新銘柄(昨年来高値更新銘柄)が急増していないか?
筆者は、2月22日に買いのポジションを積み増した後、ほとんどポジションの大きさを変えていません。
これは、株価上昇が続いているので弱気になる(保有株を売却する)必要はない一方、過熱感も感じられるためこれ以上の買い持ちの積み増し(ポジションの増大)も避けている、ということです。
あとは、リスク軽減の観点から、同じ日にまとまった金額を買うのではなく、何日かに分けて買った方が無難です。まとまった金額を入れた日に株価が天井をつけ、大きな下落に転じてしまうようだとなかなか精神的ダメージが大きくなるからです。
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