気になるあの本をチェック!

会社四季報プロ500 2024年 新春号

会社四季報プロ500 2024年 新春号/2023年12月18日発売/東洋経済新報社/1,620円(税込)

答えてくれた人

『会社四季報プロ500』編集部

編集長ってどんな人?

会社四季報プロ500編集部 編集長・島大輔​さん
慶応義塾大学大学院政策メディア研究科修士課程修了。総合電機メーカー、生活実用系出版社に勤務後、2006年に東洋経済新報社に入社。書籍編集部、『週刊東洋経済』編集部、会社四季報オンライン編集部を経て、『会社四季報』編集部で副編集長を務める。2021年4月より『会社四季報プロ500』編集長。

どんな人にオススメ?

・日本株に関心を持ち始めた投資初心者の方
・限られた時間で効率的に日本株の情報を得たいベテラン投資家の方
・新NISAでどう投資をしていいか迷っている方

この本の、ここが読みどころ!

「初心者にもわかりやすく、ベテランには効率的に、役に立つ投資情報を届ける」というのが、『会社四季報プロ500』の理念です。

『プロ500』は、国内の約3,900社の全上場企業を網羅している『会社四季報』から、業績や株価の動向、テーマ性などにより注目の500銘柄を厳選。各銘柄の事業内容の紹介や四季報の独自業績予想はもちろん、成長性や割安度が一目でわかるレーダーチャート、長期業績推移グラフなど、ビジュアルデータも豊富に掲載しています。

 毎号の特集では、株式市場で注目されている市場テーマの解説と関連銘柄のリストや、新NISAを活用した投資法、株価チャートの見方・使い方など、投資に役立つ情報が盛りだくさん。

「日本株に関心があるけど、分厚い『会社四季報』はハードルが高い」
「時間がない中で『タイパ』良く有望銘柄を探したい」
「新NISAでどう投資をすればいいのかわからない」

 このような読者の声に応える「『会社四季報』をわかりやすくした銘柄選びの決定版」が、『プロ500』です。

編集者の制作秘話

 新春号では毎年恒例の「新年お年玉企画」として、通常の号にはない袋とじ特典を付けています。

 今回の袋とじ特典では、四季報の業績予想が会社計画よりも強気な「業績上振れ期待」、過去10期の半分以上で増配し、減配をしていない「増配期待の好業績」という切り口で、各100社のランキングと、ランキングから選んだ「お宝銘柄」を8銘柄掲載しました。

 これらは通常の500銘柄には掲載していない、袋とじ限定のコンテンツ。毎号、最新の投資情報を詰め込むためにギリギリの進行で制作している「プロ500」ですが、新春号ではさらに8ページ分の袋とじの制作が加わるため、編集作業はいつも以上に大変です。

  そんな袋とじ特典の「お宝銘柄」の発売後の株価パフォーマンスはどうなのか。

 2022年12月に発売した2023年新春号では、「お宝銘柄」8銘柄のうち、4銘柄の株価が発売後に50%以上上昇。上昇率トップのクリアル(2998)は、なんと5倍超になりました(22年12月16日~23年12月1日までの期間内の最高値ベース)。

 もちろん、毎号このように良好なパフォーマンスとは限りませんし、あくまで投資は自己責任となりますが、通常の500銘柄はもちろん、袋とじの「お宝銘柄」や特集企画なども参考にしていただき、有望銘柄探しにつなげていただけたら幸いです。