2023年12月時点の、エリア別ポートフォリオを解説!

 12月は米国株やインド株などに過熱感が出ましたが、12月は強いアノマリーがあるのでホールドし、さらに米国株、世界株、インド株、新興国投信を買い増しました。

 米国のクレジットカード延滞が増えていると報じられていますが、視点を変えると違う景色が見えてきます。可処分所得に占めるクレジットカードの負債の割合は、2カ月連続で低下。また、負債のうち、クレジットカードの負債割合は6.3%で、2008年のピークの9.5%を大きく下回っており、コロナ禍前の6.5%も下回っています。

 なお、S&P500の構成銘柄の65%以上が、20日間の高値をつけました。この事象が起きると、S&P500は1年後に15回中15回上昇しており、平均+18.1%と堅調です。

2023年12月時点の、タイプ別ポートフォリオを解説! 

 米国大統領選がある11月は、現職の再選に、不安があったり不透明感があったりすると軟調になる傾向があるため、12月末にレバレッジ型投信を売却し、通常タイプに切り替えました。なお、S&P500は、2022年が10%超の下落で、2023年は10%以上の上昇となりました。

 過去、このようなケースでは、翌年の勝率は100%であり、リターンの平均は+11.7%です。米国大統領が再選に臨む選挙年も堅調な傾向なので、手堅くいくならS&P500などの主要指数がおすすめです。サテライトとして、半導体関連、AI関連、新興国のバリュー株投資、ゴールド投資などに妙味を感じています。