2023年9月の保有額:24万1,045円

 今月は2023年に入ってからは初のマイナス成長で、ポイント温存分の約1.5万円(ポイント)相当しか増やせませんでした。悔しいです !

 保有投資信託の9月の運用益÷前月末残高の月間騰落率は▲2.09%、連載開始からのトータルリターンは+35.07%でした。eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の前月比は▲2.23%、同期間のトータル+19.64%で、前月・通算のどちらも上回っています。

 Bloombergの報道によると、ロングとショート・ポジションを比較して、リスク選好度を測る指標である「ネット・レバレッジ」は、前週比▲4.2%の50.1%となりました。前週比では大底なった2020年3月以来、最大の低下幅です。ヘッジファンドによる多数の新規空売りが観測されています。

 MSCIオールカントリーに占める増益基調の業種は高く、これは過去データに基づくと、株式に追い風となります。

 確かに米国の金利上昇によって、10年の米国債利回りに対するS&P500種指数(S&P500)の益利回りでは、株式の割安度が低下しており、2020年3月~2021年のような急上昇は望めないでしょう。

 ただし、諸々のデータからは、このサイクルでもう一度過去最高値近辺まで上昇すると考えています。新NISA(ニーサ:少額投資非課税制度)では売却で枠が復活しますが、投信の売りはまだ先だと考えています。