今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは143.75

 ↓下値メドは141.80円 

米インフレ:現在と同規模のインフレは、過去100年間で1974年と1980年の2回のみ
日銀:IMFが日銀の不透明な政策方針に警告
インフレ:「食べるか、暖を取るか」家計支出のほとんどが食費と光熱費に消える
原油:燃料費高騰で値上げ? 原油は6カ月連続で下落、8年ぶり
利上げ:耐久財インフレや資源インフレに対して特段の効果はなかった。
利上げ:負担は低所得者層により大きくのしかかっている

市況

 安心の円安だ。日銀の政策はしばらく変更がない。もしこの安心を脅かすものがあるとすれば為替介入くらいしか思いつかない。

 とはいえ、為替介入がある日突然実施されることはない。まず財務省、日銀、金融庁の三者面談を行い、次に財財務大臣が「相場注視」発言をする。いよいよとなったら財務省の神田財務官が登場するという段取りを踏む。つまり、それまでは円を売り続けても安心ということだ。そうマーケットは考えている。

 6月22日(木曜)のドル/円は、前日比「円安」。24時間の値幅は1.61円。 

 2023年124営業日目は141.81円からスタート。安値は東京時間昼前につけた141.61円まで。その後は円とその他通貨の金利差拡大を背景に、大幅に上昇した。NY市場で142円台をあっさり通り抜け143円台に乗せると、明け方には143.23円まで上昇した。強さを保ったまま、終値は143.13円(前日比+1.26円)。

主要指標終値

主要指標 終値

出所:楽天証券作成