投資信託選びは消去法!どんな商品を買ってはいけないのか?で考える 

 以上、やってはいけない投資信託の選び方をお伝えしてきましたが、では投資信託を選ぶとき、何をすればいいのでしょうか。

 まず「どんな商品を探すのか?」ではなく、「どんな商品を買ってはいけないのか?」という消去法の観点がポイントです。つまり、多くの投資信託から、先に買ってはいけない条件の投資信託を除外するやり方です。

 たとえば、「投資信託の費用」「運用年数」「投資先資産」「投資先国」などから、先ほどの5つの「やってはいけない投資信託選び」のポイントを十分考慮し、自分が投資したくない投資先を除いていけば、自分のニーズに合った投資信託へと近づいていけるはずです。

資産運用のポイント

投資は自分にとってシンプル、そして分かりやすいことが重要

 投資信託は投資家のニーズにそってプロが運用してくれるパッケージ商品です。運用自体を任せることができる半面、資産の管理やどのような商品を選ぶかは自分で考えなければいけません。

 とはいえ投資にどのくらい時間をかけられるか、かけようと思うかは人それぞれです。できるだけ任せておける相談相手が欲しいという方が私たちのようなアドバイザーへご相談に来られます。

 そういった考えであっても、任せることと、自分で判断すべきことを明確に区別することで、資産を適切に管理できる方法が身につくはずです。

【要チェック】
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