今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは141.45円
↓下値メドは139.55円
英経済:ピルBOE主任エコノミスト「英国人は貧乏になることを受け入れなくてはいけない」
ドル:基軸通貨としてのドル地位は盤石。ドルは単なる紙幣ではなく、世界の金融システム全体をつなぐネットワークである。これが他の通貨や暗号資産がドルになり代われない理由である、
便乗値上げ:企業は短期的な利益率の拡大が、高い価格を支払うことに対する顧客の怒りのリスクに見合うかどうかを吟味しなければならない
ドイツ:ドイツ経済はリセッションを回避する可能性。エネルギー価格下落のおかげ
市況
この日のFX市場のドル/円は、 昨年11月以来となる141円台まで円安が進んだ。ドルに対する期待感と円に対する失望感が強まったことが理由。
6月15日(木曜)のドル/円は、前日比「円安」。
24時間のレンジは139.94円から141.50円。値幅は1.57円。
2023年119営業日目は140.01円からスタート。東京時間朝につけた139.94円が安値で、夕方に141円を突破すると141.50円まで上値を伸ばした。ただNY市場では、この日の米雇用関連データが弱かったことで140円台半ばまで下落した。終値は140.29円(前日比+0.17円)。
今週FOMC(米連邦公開市場委員会)会合を開いたFRB(米連邦準備制度理事会)は、年内あと2回の利上げを行う姿勢を示している。ECB(欧州中央銀行)はこの日の会合で主要政策金利を0.25%ポイント利上げして4%に引き上げた。これはECBにとって8会合連続の利上げとなるが、ラガルドECB総裁は次回7月も継続する公算が大きいと記者会見で述べている。FRBやECBだけではなく、RBA(豪準備銀行)やカナダ中銀など他の中央銀行もインフレ再燃を背景に利上げを再開している。
来週はBOE(イングランド銀行)やSNB(スイス国立銀行)の利上げが広く予想されている。その中で、日銀だけは緩和政策を今後しばらく継続する意思を表明している。金利差でいえば、円は最弱通貨。円はキャリートレード用の通貨として他通貨に対して売られている。ユーロ/円は153円台まで上昇して15年ぶりの高値(円の安値)をつけた。
なぜ日銀は緩和政策を続ける必要があるのか? 次ページをご覧ください。
レジスタンス:
141.61円(22/11/23)
142.23円(22/11/22)
142.25円(22/11/21)
サポート:
139.94円(06/15)
139.70円(200時間移動平均)
139.28円(06/14)
139.00円(06/13)