今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは138.20円
↓下値メドは136.40
インフレと投機:若者のマイホームを持つ夢が遠のき、貯金をやめてビットコインや株の投機に熱中
FRB利上げ:利上げと経済効果には時間差。経済鈍化なら素早く政策を変更すべき
米中関係:バイデン政権が中国テクノロジー企業への投資制限を検討。トランプ時代超える制裁
ドル高:ドル高は世界経済活動の低下を招く
エネルギー:中国人の旅行解禁で、ジェット燃料需要が激増
エネルギー:EU、来年冬までの天然ガス備蓄を十分に確保
欧州:シュナーベルECB理事「インフレの高さは異常」
英国:小売売上高がほぼ半減。猛インフレで消費者の財布のひも堅く
英住宅市場:景気後退で大冷えに。住宅価格は1割以上下落
パウエルFRB(米連邦準備理事会)議長は、この日の議会証言で「非常に重要な部分」の修正を行った。NY市場ではドル/円上昇の勢いがやや鈍った。
3月8日(水曜)のドル/円は「円安」。
1日のレンジは136.47円から137.91円。値幅は1.44円。
2023年48営業日目は137.07円からスタート。東京時間昼過ぎに137.91円まで上昇して今年の高値を2日連続で更新した。しかし到達すれば約3カ月ぶりとなる138円台にはもう少しのところで届かなかった。
パウエルFRB議長の議会証言を受けて一時ドル売りが強まり、未明に136.47円まで下落したが、その後は戻して終値は137.38円(前日比+0.22円)。
レジスタンス:
137.91円(03/08)
138.17円(22/12/15)
139.90円(22/11/30)
サポート:
136.47円(03/08)
135.54円(03/07)
135.36円(03/06)
パウエルFRB議長は前日、3月FOMC(米連邦公開市場委員会)で「0.50%利上げをする」と受け取られる発言をしたが、この日の議会証言では、利上げ幅については「何も決まっていない」と強調した。
利上げ幅については「経済データ次第」ということで、パウエルFRB議長は、求人件数、CPI(消費者物価指数)、PPI(卸売物価指数)、そして雇用統計を注視していると述べた。
つまり、明日10日の米雇用統計が非常に重要だということだ。2月雇用統計の詳細は、ぜひ「最近の雇用統計の予想のハズレっぷりがひどすぎる!金曜夜の発表はどのポイントをおさえるべきか?」をお読みください。