今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは130.55

下値メドは126.00


↑上値メド:130.55 下値メド:126.00

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 1月16日(月曜)週明けのドル/円は「円安」。
 1日のレンジは127.21円から128.86円。値幅は1.65円。 

 2023年11営業日目は127.77円からスタート。

 東京時間昼前に127.21円まで円高に動き、昨年5月30日以来のドル/円の安値(円の高値)をつけた。

 今日から始まる日銀政策決定会合を期待した円買いだったが、日銀が「政策変更なし」を決定する可能性もあるため、その後は円売り戻しが中心となって夕方には128.86円まで円安に戻した。終値は128.51円(前日比+0.65円)。

レジスタンス:
128.86円(01/16)
129.42円(01/13)
131.25円(200時間移動平均)

サポート:
127.21円(01/16)
126.86円(22/05/30)
126.68円(22/05/27)

 年が明けて発表された米国の経済指標は、雇用統計では労働賃金が下落し、CPI(消費者物価指数)が低下したことを確認した。FRB(米連邦準備制度理事会)の利上げサイクルは、第4コーナーを回ろうとしている。一方で、ECB(欧州中央銀行)、BOE(イングランド銀行)の利上げ休止はまだ先だ。そして日銀はこれからが利上げ本番である。

 米国との金利差縮小の見通しは、去年のドル高相場の大調整が始まることを意味する。FRBに利上げペースを緩める「余裕」ができることで広がるリスクオンもドル売り(円買い)要因になる。

 日銀は、現在行われている日銀金融政策決定会合で、YCC(イールドカーブ・コントロール)政策における変動幅を拡大すると期待したポジションが積みあがっている。

 しかしマーケットからの圧力に屈して政策変更をすることは、黒田日銀のプライドが許さないだろう。原状維持を決定すれば、ドル/円は急速に円安に戻ることも考えられる。

 とはいえ、日銀の利上げは、「もし」から「いつ」へのステージにレベルアップしている。今追いかけるよりも、戻り売り(円の押し目買い)を狙う投資家もいる。いずれにしてもドル/円の天井は下がっている。

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

主要指標 終値

出所:楽天証券作成