今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは133.60円
↓下値メドは131.35円
新コロ:経済にダメージを与えるのはウイルスの恐怖。ワクチンで恐怖を消すことで経済が支えられる
WFH:ハイブリッド仕事スタイルは、生産性をより高めるためのリソース(人材)の再配分を促進
FOMC:利上げ終了は5月か。さらに0.75%追加利上げを検討
米インフレ:4月までに4%台まで下落と予想
円経済:円安効果どうなってる? 日本の貿易赤字は16ヵ月連続、過去最大の赤字
米労働市場:パウエル議長「労働市場はバランスを欠いている」
英インフレ:BOE目標の5倍の高水準で高止まり
豪経済:失業率過去最低で、豪経済ソフトランディングの可能性
NZ経済:NZ政府「2023年にNZは景気後退に入る」
スイス:SNB:利上げ終了を示唆「2024年にインフレは2%に低下」
先週末のNFP(米雇用統計の雇用者数)は予想を上回った。データ内容はドル買いだが、その前日に発表された民間版雇用統計のADP雇用データが強かったために、新たな買いは発生しなかった。逆に、米景気指数の非製造業ISMの弱い結果に反応してドル売りが強まった。
今夜発表される米12月CPI(消費者物価指数)を意識して、マーケットは様子見、あるいはややドル売りに傾いているようだ。市場予想は前月比0%、前年比6.5%。インフレ率がピークを越えたということはほぼコンセンサスになっているが、それだけに「CPIショック」が起きた場合は急激に方向転換するリスクも残っている。
2022年の1年間を通して、ドル/円の1日のボラティリティ(値動き)が2番目に大きかったのは前々回のCPI発表の時で、6.40円動いた。ちなみに1番は日銀がYCC変動幅拡大で実質利上げした時の6.90円。相当な爆発力を持つ指標なので注意したい。
FRB(米連邦準備制度理事)が、「インフレと利上げは終わった」と考えるマーケットに警告を頻発していることにも注意。
1月11日(水曜)のドル/円は「円安」。
1日のレンジは132.07円から132.87円。値幅は0.81円。
2023年8営業日目は132.11円からスタート。
安値は東京時間朝の132.07円。底堅く132円台に踏みとどまり、夜遅くには132.87円まで上値を伸ばして高値をつけた。前日の高値(132.48円)を超えたが、133円に乗せることはできなかった。終値は132.51円(前日比+0.28円)。
レジスタンス:
132.87円(01/11)
134.77円(01/06)
137.48円(22/12/20)
サポート:
132.07円(01/11)
132.25円(200時間移動平均)
131.39円(01/10)
131.31円(01/09)