まつのすけ、今月の注目銘柄!
Tracers S&P500配当貴族インデックス(米国株式)
「S&P500配当貴族指数(税引後配当込み、円換算ベース)」に連動する投資成果を目指して運用を行うインデックス投信です。
S&P500構成銘柄のうち、過去25年間連続して毎年増配している大型株で構成されています。
組み入れ上位銘柄は、エアー・プロダクツ・アンド・ケミカルズ(大気ガス、特殊ガス、機能材料、ガス処理装置の世界大手メーカー)、キャタピラー(建設機械、鉱山機械、ディーゼルおよび天然ガスエンジン分野における世界最大の製造会社。1991年からはダウ工業株30種平均銘柄の1社となった)、エクスペディターズ・インターナショナル・オブ・ワシントン(物流サービス大手)、リンデ(産業用ガスおよびエンジニアリング事業大手)、A.O.スミス(住宅用・業務用のガス、電気温水器、ボイラー、タンクなどの水処理製品の製造販売)、フェデラル・リアルティー・インベストメント・トラスト(米国の不動産投資信託会社。小売・複合施設の所有、管理、開発、再開発を手掛ける)、ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(ドラッグストアの運営を中心に、健康サービス事業を展開)、PPGインダストリーズ(ガラス・化学メーカーの米国大手)、アトモス・エナジー(天然ガスの配給、パイプライン事業大手)、VFコーポレーション(手袋の製造を起源とし、1969年に「Lee」を買収して世界最大級のアパレル企業に成長)です。
注目ポイント!
2022年10月28日から開始した投信で、運用管理費用(信託報酬)が税込0.1155%と低コストなのが魅力です。
S&P500配当貴族指数は、グロース株に比較してバリュー株が優位な局面では、S&P500やナスダック総合指数にアウトパフォームする傾向にあります。
まつのすけ、今月のがっかり
12月は株高を予想していましたが、見事に大外れとなり、運用成果はマイナスでした。保有投信のうち中国株やベトナム株関連投信は堅調でしたが、保有ウエートが小さいので、焼け石に水となっています。
2022年の株価推移は2008年の推移に似ており、これから崩壊するという意見もありますが、個人的には1月の急落はなく、日柄調整の末に3~5月ごろにかけて上昇することを期待しています。
また、為替ヘッジ付き投信に切り替えられないまま、日銀の金融緩和修正が勃発したのが、私としての「がっかり」です。
次期日銀総裁が金融緩和の修正を推し進めて、米国のインフレ率が大方の予想通り低下したら、為替は円高基調になるリスクがあります。