今日のレンジ予測

[本日のドル/円]

上値メドは133.75

下値メドは130.80

政治:偏見政治は、労働の柔軟性と意見の多様性を低下させる
FRB:ブラード総裁「インフレを十分に冷やすためには金利を5-7%まで引き上げる必要」 
FRB:ウイリアム総裁「インフレは2023年下半期には3.0-3.5%まで低下する」 
FRB:ブレイナード理事「インフレ期待を安定させることが必要」 
日本:求人倍率が1.35まで低下。コロナ前1.60 
エネルギー:欧州のエネルギー不足は深刻。市場は楽観的すぎる
英経済:BOE「真面目な人たちが経済を運営することになって最近の混乱は解決した」
英経済:移民政策が経済回復のカギ 
英政治:2024年の総選挙で保守党敗北の可能性高い。5期連続与党勝利は過去200年間なし 
豪経済:豪のインフレ率が急低下

「日銀利上げ」ショックで大きく円高に動いている相場だが、この日は米国の7-9月期GDP(国内総生産)の確定値が予想以上に強かったことで、ドル/円は買い戻された。

 来年2023年のマーケットの中心テーマは、ずばり「世界不況」である。リセッション懸念が強まるほど、FRB(米連邦準備制度理事会)の「利下げ」時期が早まると想定して、マーケットはポジションを組み立て始めている。

 しかし、米国指標の底堅さと日銀の「実質利上げ」で広がる金利上昇リスクは、マーケットの予想とは逆の方向を示している。FRBが「さらに高く、より長い」金利政策を継続することを確認すれば、金利差によるドル高が再燃することも考えられる。日銀はYCC(イールドカーブ・コントロール)を廃止したわけではなく、上昇幅はまだキャップされている。

 12月22日(木曜)のドル/円はほぼ横ばい。
 1日のレンジは131.64円から132.72円。値幅は1.08円。 

 2022年254営業日目は132.43円からスタート。東京市場はドル売り優勢で、132円を割ると昼前に131.64円まで円高に動いた。しかし、前日の安値(131.49円)を抜けることがなく、再び132円台復帰。

 米国の7-9月期GDPの確定値が2.9%から3.2%の上方修正されたことを受けてドル買いが勢いを増す中で、夜遅くには132.72円まで円安に動いてこの日の高値をつけた。終値は132.35円(前日比▲0.06円)。

レジスタンスは、
132.72円(12/22)
135.00円(200時間移動平均)
137.48円(12/20)

サポートは、
131.64円(12/22)
131.49円(12/21)
130.57円(12/20)

出所:MarketSpeed FXより、楽天証券作成

主要指標 終値

出所:楽天証券作成