今日の為替ウォーキング
今日の一言
FXでいちばん大切なのは迅速な損切り
Rosana
FX取引で効率的に勝つためには、何が大切か。スプレッドの狭さはもちろん重要だ。しかし、その通貨ペアが動かなければ、収益は期待できない。
効率的な手法とは、動く通貨ペアを、動く時間帯に取引することだ。
FX取引をするほとんどの人は、1日中スクリーンを見ている暇はない。かといって、スマホやパソコンで取引画面を開いた瞬間に、タイミングよく相場が動くわけでもない。どの時間帯に一番動くとある程度予測できるなら、その時間だけ集中してトレードするのが効率的だ。動かないときにじっと画面を眺めているのは退屈だ(為替ディーラー用語で「苦行」と呼ぶ)。そのようなときに限ってつい無駄な取引に手を出してしまう。
もちろん、動きさえすればいいというわけではなく、流動性が十分に保証されていることも重要だ。トルコリラのような流動性のない通貨は、初心者にはリスクが高い。
今年のドル/円は、値幅が1日平均1.18円と、昨年の2倍だ。さらにスプレッドも一般的に狭い。値動きがあり、取引コストは低く、さらに流動性も確保されているということで、ドル/円を取引メイン通貨ペアとする個人トレーダーが増えているようだ。
下のグラフは8月1日から19日までの、主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/ドル、ポンド/ドル、豪ドル/ドル、NZドル/ドル、ドル/スイス、ドル/カナダ)の、1時間当たりの最大値幅である(方向は考慮しない)。