世界の株式市場が下落!投資環境が悪化した時の資産形成はどうするべきか?

 2008年9月のリーマンショックと呼ばれた大暴落以降は、株式相場の長期下落相場と呼べる市況に出会うことはありませんでした。チャイナショック、ブレグジットショック、コロナショックとどれも短期間での下落にとどまり、大規模な金融緩和や世界経済の継続した成長もあり、株式相場は右肩上がりといってよい状況が続いていました。

 そして、ここ10年程度は株式相場が下がったとしても投資を継続さえしていれば、数カ月もあれば元に戻っていました。「売らずに継続投資」は資産形成の上で最も重要なことと言えますが、資産の評価損が増えていくことに耐えられない投資家は少なくありません。

 特に下落相場が数年にわたって続いた場合、「せっかく積み立てた資産が値下がっていくことに耐えられない」「これから投資するお金も減ってしまうのでは…」「こんなことなら預金に置いておけば良かった」など悲観的になってしまうのは仕方ありません。

 しかしながら、長期投資で一番大切なことは、途中で相場から降りないことです。ある日急にやってくる下落が予想できないように、調整が終わって上昇相場に戻ってくるタイミングなど誰にもわかりません。

 特にここ数年は積立投資で初めて投資をしたという人がたくさんいますが、その人たちにとって初めての長い下落相場となるかもしれません。だからこそ、株安氷河期が来たときに想像しておきたい心構えと投資のポイントをお伝えしたいと思います。