1886(明治19)年5月8日

米国でコカ・コーラ発売

 

 1886年5月8日、米国ジョージア州アトランタの薬局で、薬剤師が調合したシロップを炭酸水で割った飲み物を、1杯5セントで売り始めました。

「コカ・コーラ」と名づけられたその飲み物は、今では世界中で親しまれ、日本では大正時代にはすでに販売されて、一部の人に嗜好品として愛飲されていました。

 第2次世界大戦が始まると、ぜいたく品であったコカ・コーラは日本から姿を消しましたが、なんと終戦後の1945年(昭和20)年10月には、横浜にコカ・コーラの日本支社が発足。しかし、当時は進駐軍向けに製造されていました。

 日本人向けにコカ・コーラが発売されるのは、それから12年後の1957年5月8日でした。奇しくも米国で販売スタートしてからちょうど71年後となる日でした。