今日のレンジ予測
[本日のドル/円]
↑上値メドは129.55円
↓下値メドは127.05円
[原油価格] 2022年の原油需要は、コロナ前を上回り過去最大になる予想 - EIA
[インフレ] 米アマゾンの出品手数料、インフレ転嫁で5%上げ
[食料危機] ウクライナ戦争による食料インフレで、エンタメに支出する余裕なくなる
4月21日(木曜)のドル/円は「円安」に戻す。
24時間のレンジは127.80円から128.71円。値幅は0.90円。
2022年の79営業日目は127.90円からスタート。G20(20カ国・地域)財務相・中央銀行総裁会議の開催前に、20日(水曜)はいったん127.45円で下落したが、警戒していたような円安けん制発言は全くなかった。
円安の原因は、日本が意図的に誘導しているせいではなく、「日本経済の弱さ」というのが世界の考え。G20はロシアなど他の件で忙しいので、円安は自分たちでなんとかしろということで、鈴木財務相は「相場に任せる」。押し目買いに安心感がでて下落は127.80円で止まった。
パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が、来月のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.5ポイントの利上げに前向きな発言したことで、米長期金利が再び3%を目指して高くなったことも円売りにつながり、未明に高値 128.71円まで上昇をつけた。ただ、129円を超えられずに失速して終値は128.36円(前日比+0.51円)。
21日のユーロ/円は「ユーロ高」。24時間のレンジは138.66円から140.01円。
138.73円からスタート。東京時間朝に138.66円まで下落したが、夕方、欧州勢が参入してくるとユーロ買いが強まった。ECB副総裁などから「7月利上げ」を支持するコメントが相次いだことが背景。同時にユーロに対して円が売られる理由にもなって、2015年6月23日以来の高値となる140.01円まで上昇。世論調査でマクロン大統領の支持率が伸びていることも、リスクオンとなった。その後はユーロが対ドルで下落したことで勢いを失い、終値は 139.08円(前日比▲0.35円)。